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『あ、あの、着替え終わった……けど………』
部屋の襖越しに話しかけるA。
そうすると向こうからも返事が返ってくる。
沖「ん、ならさっさと出てきてくだせェ」
『嫌、......やっぱり出ない、かな〜なんて......
あはは』
恥ずかしさで出るのを躊躇うA。
しかし沖田は容赦せず......
沖「あァ?聞こえねェ。
仕方ねぇからこっちから行きやすか。ねぇ土方さん」
土「え?」沖「さぁ行きやしょう。」
スーッ....カタッと襖が開き、互いの洋服を見合う。
Aは座り込み顔を抑え......
沖田も同様に顔を抑え......
唯一常人なのが土方のみ。
『うわあああああ......かっけえぇぇ............
やっぱりウエディングスーツって最高だああ』
沖「っ............くそ、メイド服って......お前......
くそっ」
さて、やっと明かされた3人の服装。
細かく説明していこうと思う。
まず、Aのメイド服。
何故これを沖田が持っていたのかと言うと......いや、それでは語弊が生じる。
このメイド服は真選組忘年会である男隊士が余興で着たものだ。
作りはしっかりしているし、白と黒でごく普通......と言ったところか。
そして、沖田と土方の純白のスーツ......即ちウエディングスーツ。
これはもうAからの読者サービスだ。
このためにAはスーツを借りに行って......と数万を使ったらしい。
しかし、準備をしていく中でAも土方と沖田のウエディングスーツ姿を楽しみになり.....
結局WinWinになった。
土「結婚すらしねぇのに......こんなの初めて着た。」
沖「もう一生着るこたねぇかもなァ」
ケラケラと笑う沖田。それに土方は「笑えねぇ」と返す。
Aは顔を覆う手の中指と薬指から目を出しチラチラと見ては閉じている。
『ぁ、あの......』
「?」
『恥ずかしいので着替えて良いですか......』
沖「......駄目」
『ええぇぇ............』
顔が真っ赤なAであった。
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茲音 - 雨模様さん» うひぃ楽しくなんて本当仏様でしょうか!!?((( 確かに3次元ってあんまりないですもんね......多分この関係模様は3次元回で終わると思うので楽しんでってください! (2018年9月21日 23時) (レス) id: 1cbf5ce43c (このIDを非表示/違反報告)
茲音 - 神月さん» そうなんです!もうずっとずっと書きたくて......笑 前にネタ内容をなんにするか見たいな回がちょろっと合ったんですけど、実はこれのことです笑 (2018年9月21日 23時) (レス) id: 1cbf5ce43c (このIDを非表示/違反報告)
雨模様 - 実写化おめでとうございます笑。すごく楽しく読んでます!3次元ってあんまり無いから、新鮮で面白いです笑 (2018年9月21日 20時) (レス) id: 2b577022d7 (このIDを非表示/違反報告)
山乙女 桜(プロフ) - 神月さん» 同じ事を書こうとしたら先に人がいただとっ‥‥‥!‥‥‥‥嬉しい←オイ (2018年9月20日 21時) (レス) id: c43285d175 (このIDを非表示/違反報告)
神月(プロフ) - さ、3次元だと……! (2018年9月20日 21時) (レス) id: 52a5891399 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茲音 | 作成日時:2018年9月1日 17時