第録百録話 ページ19
二人が子供を抱えて廃墟から出てきた。
「お疲れ様」
虎「おう!」
声をかけるといい返事が帰ってきた。野薔薇ちゃんはちらと目を寄越すだけでした。仲良くなりてぇな、と思いながら子供に視線を合わせ笑いかける。
「この子送り届けてくるよ」
悟が「よろしく」と言いながら子供の頭を軽く撫でた
ーー
「家、そこだから!ありがとう!」と走って行く子供に手を降った。可愛かった...
戻ると二人の真剣な顔が此方を見つめてくる。照れちゃう
「戻りました〜。子供は送り届けたよ。今度こそ飯行こっか」
虎「ビフテキ!!」
野「シースー!!」
2人の息はぴったりだ。
五「まっかせなさーい!恵は?」
悟をちらりとも見ずにスマホをタップしている。こっそり覗いて見ると料理店を調べていた
五「じゃ行こっか」
2人と一緒に背中を押されて歩いてく。スマホを覗いてこの対応の冷たさよ、悟。
暫く歩いていくと、野薔薇ちゃんが何かを思い出した様だ
野「あ、今日1番の収穫忘れてた。アンタ、私の荷物取ってきてよ」
あぁ、あのロッカーに入れてた紙袋か。
虎「はぁ?何で俺が。貸し借りなし
野「私の呪力で勝てたのよ。文句ある?」
虎「俺の実力知らねぇだろが」
野「下手物食い、馬鹿力」
言い合える仲に1日でなったねぇ、君ら
虎「だけじゃねぇよ!なぁ伏黒!」
目線をそらし続ける恵
虎「あれ?どったの伏黒」
伏「別に」
五「出番がなくて拗ねてんの」
野「プップー子供〜」
恵は押し黙り、悠仁の笑い声が響いた。
因みに食事は回転寿司に行きました。野薔薇ちゃんのキラキラした顔が可愛かったよ
ーー
さて、悟が出張に行った、ということは6話の受呪胎戴天スタートだな。
...と心構えしていた訳ですが、私、途中参加にしようと心境を変えました。
特級がくるなら特級である私が戦う事になるのは必然。つまりは原作の崩壊に繋がる訳です。なので任務に向かいました。
えーと、どうすればいいんだろうか。
そこで偶々見つけた川を横断する橋の下にあるトンネルを抜けようとしただけなんだけど、見つけてしまった、感じとってしまった。それも丁度今は梅雨時で小説のあの中と条件は同じ呪霊が好む時期。
先程お爺ちゃんを見た所でもある。
｢これは...やっちゃったな｣
流石に此処まで来れば此方に向かって移動する特級の気配である呪霊も気づいているだろう。
この場所と時期、先程の人物から予想する登場人物...
_特級呪霊 真人_
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ねこくらげ(プロフ) - 莉緒さんコメントありがとうございます！此処まで一気読みとは...！！ありがとうございます！！！ (2022年2月20日 16時) (
レス) id: 164103a512 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒 - 一気読みしました!!続きが楽しみです！ (2022年2月20日 15時) (レス) @page23 id: e8a57b3ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこくらげ | 作成日時：2021年9月7日 16時
