一話 ページ2
2つの目覚まし時計の音に
無理矢理起こされた私
奏雨 Aは今日から新しい学校に行く…が
時計を見ると7時47分
『……マジか…遅刻…』
今から歩いて行ったら、遅刻になっても仕方がない
時間まで回っていた
私は朝食を仕方なく抜いて5分間で支度を済ませた
………確か、此処から10分もかからない筈………
私は走って烏野高校へと向かった
遅刻にならずに来れたけど……職員室は何処…
『…はぁ………こんな事なら、昨日の間に
聞いとけば良かった…』
早起き出来ないくせに
何で私は後回しにしてんだろ
1人で頭を抱えてウロチョロしていたら
たまたま、オレンジ色の髪色の少年を見かけた
………変に思われるかもしれないけど…
一か八かで聞いてみるか
私は少年の方に向かった
『………あの…』
少年は振り向くと、びっくりした顔をして
「あっ‼は、なっ…なんでしゅかっ⁉」
と言って、アタフタしている
しかも噛んだ…可愛い…
あ、そうだ本題に入らなきゃ
『職員室の場所、教えてくれない?』
「へぇ〜Aさん、東京から来たんですか‼」
あの後すぐ和解して
少年…日向 翔陽くんと仲良くなった
『うん…家の用事でね』
…そう、家の用事で…ね
「俺、バレーボール部なんで
先輩も良ければ…いや、絶対来て下さいね‼」
『……うん、わかった』
職員室に向かうまでの間、バレーの話を
日向くんとしていた…バレーボールの話になると
彼は凄く良い笑顔をするな…
___っ‼………‼___
…頭の中に一つのノイズが走ったが
「___で‼…あれ?Aさん…?」
『…あ、何でもない、続けて…』
何時ものことだから、気にせず職員室に向かった
「よし、ここです‼」
『ありがと、日向くん』
なんとか職員室に着くことが出来た
日向くんには申し訳ないなぁ…
「………あの…」
『どうした?』
日向くんがモジモジしている…何…?
「…その、良ければ…俺も名前で呼んでください‼」
………あ、お互い名前呼びって事かな?
確かに、私だけ名字呼びじゃ可笑しいか…
『ふふっ…良いよ、それくらいなら
じゃ、放課後行けたら行くね
ひな…じゃなくて、翔陽くん』
そう言って職員室に入って行った
「………クラス聞いとけば良かった…」
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凜乃(プロフ) - 次回が楽しみです。頑張ってください! (2018年6月25日 15時) (レス) id: 16cf98ddef (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのアニオタK(プロフ) - 花子さん、コメントありがとうございます!涙が出ますか!?あ、ティッシュ… (2018年6月4日 18時) (レス) id: 047142f869 (このIDを非表示/違反報告)
花子 - もうなんか夢主の心境を思うと本当に涙が出ます、、、!(あれ?昔はよく泣かなかったのに、、、涙腺が老いたか?) (2018年6月4日 16時) (レス) id: b57db3e1eb (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのアニオタK(プロフ) - 狛さん コメントありがとうございます!新鮮…!素晴らしい言葉をありがとうございます! (2018年6月3日 22時) (レス) id: 047142f869 (このIDを非表示/違反報告)
狛 - 乗っ取られる側ってあまり見たことがなかったのでとても新鮮で良かったです!これからも頑張ってください!! (2018年6月3日 21時) (レス) id: 71511d4167 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:通りすがりのアニオタK | 作成日時:2018年6月3日 18時