【暁のヨナ】私に出来ることを 2章 (ページ7)

今日:4 hit、昨日:29 hit、合計:3,676 hit

第56話ページ7

そう、ゼノとAが話しているのを聞いてヨナは不思議そうに

ヨナ「？ゼノとA姉様会ったことあるの？」

A「ええ、村で、ゼノともう1人の人にちょっと助けてもらったの」

ヨナ「そうだったのね…そういえば、ゼノ、シンアはどこに行ったの？」

ゼノ「青龍なら、なんか村の外が気になるって言って少し出ていった〜」

ユン「えー‼︎まだ、あんまり出歩いちゃダメだって言ったのに‼︎」

ヨナ「まぁまぁ、ユン落ち着いて…でも、どうして村の外が気になったのかしら？」

ヨナの問いかけにゼノが答えようとしたら、シンアが戻ってきた

シンア「…」

ヨナ「シンア！村の外で何かあった？」

シンア「役人…何人か…いた」

ユン「！役人がなんで…もう日も暮れてるのに…」

A「もしかしたら、私のせいかもしれないわ」

キジャ「なに⁉︎そなた、どういうことだ」

A「私は、ここに偵察という形で1人で来ていたのだけれど…こんな日も暮れているのに帰っていないと、何かあったのかと数人の役人が近くに来ていても不思議では無いから…ごめんなさい、私のせいで」

ヨナ「A姉様が、悪いわけでは無いわ」

ハク「姫さんの言う通りだ、アンタを誘ったのは俺だ、だったら俺にだって責任がある」

自分のせいだと責めるAを、ヨナとハクは慰める

A「ヨナ、ハクありがとう…でも、役人が来ているのならば私は戻らなければ」

ヨナ「そうよね…ねェ、A姉様」

A「ん？」

ヨナ「また、来てくれる？」

A「！ええ、明日にでも必ず来るわ」

Aは、そうヨナに言ってからハク達の方を見る

A「それじゃあ、そろそろ行くわ。迷惑をかけてしまってごめんなさい、明日も来るつもりでいるから食糧少しでも持ってくるわね」

ハク「ああ、気をつけて行けよ」

ユン「本当‼︎助かる、ありがとう」

キジャ「うむ、それはありがたいな」

シンア「バイ…バイ」

ゼノ「またなぁ〜」

A「ええ、それじゃあ、さよなら」

Aはそう言って役人がいるであろう場所に向かって行った