【暁のヨナ】私に出来ることを 2章 (ページ11)

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第60話　　人は知らないことは考えられないページ11

フクチ「A様お帰りなさいませ、お戻りになったのですね。村の様子はどうでしたか？」

A「ただいまフクチ、村もあの後賊に襲われていないみたいだったから、いつも通り食事を出来る限り渡してきたわ。それよりも何か変わったことはなかった？」

フクチ「そうですね、食事といえばここの役所食糧は少ないらしく飯が少ないと兵達がイライラしているようで…」

A「そうね、それは困ったわ狐でもいるのかしら。行動してくれるかは分からないけれど、一度彩火城へ連絡して食糧を送ってもらえるよう頼んでみて頂戴」

Aはそう言うとまた外へ出て行こうとした

フクチ「わかりました。それで？A様今度はどちらへ」

A「もう一度村を見て回ってくるわ。今回も一人で行くから共は必要ないわ」

フクチはそう言って出ていくAを何かいいだけな目で見送った

A「やっぱり、フクチには怪しまれてしまっているわよね。でも、ヨナ達のことを話すわけにはいかないしこのまま黙っていましょ」

Aはそう考えながらヨナ達のいる村へ馬を走らせた

ーヨナ達がいる村ー

ジェハ「何？僕のいないうちに新しい仲間でも増やしたの？それもこんな美人な美しい人を‼︎初めまして、美しい人よろしければお名前を教えてくれませんか(微笑」

A「えっと〜(苦笑」

ジェハはそう言いながらAの手に触れ微笑みかけた。Aは苦笑いをしていたが、どこかを見ると直ぐに手を離し離れて行った

キジャ「違う！あの者は火の部族長の娘で、本来なら敵だ！」

ジェハ「ほう、面白いねそんな人をヨナちゃんの側に近づけるとは」

キジャ「私とて初めは警戒したが、あの者は姫様とハクの幼馴染である様であったし、何より…」

キジャはそう言って離れて行ったAの方を見た。そこには…

A「ヨナ手伝うわ」

ヨナ「A姉様良いのよこれくらい一人でできるわ」

A「いいから、私がやりたいのよそれに二人でやった方が早く終わるでしょ」

ヨナ「それもそうね、ありがとう(ニコｯ」

二人で笑い合っているヨナ達がいた

キジャ「あの者のああいう姿を見ていると、どうも疑いきれなくて」

ジェハ「あぁ、そういう事…まぁ、ヨナちゃん達の幼馴染なら警戒する必要はないか」

キジャ「うむ、そうだな」

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更新なかなか出来なくてすみません‼︎
今少し色々忙しくて更新が遅れてしまうことが増えてしまうかもしれませんが、これからも「私に出来ることを」をよろしくお願いします。