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第9話 ページ10

Aとハクが歩いていると前からスウォンがこちらに向かって歩いていた

スウォン「A‼︎」

A「スウォン!昨日ぶりね早速で悪いのだけれど私、もう採火城に戻らなければならなくて、ゆっくり話もできなくてごめんなさいね。」

スウォン「そうなんですか、ゆっくり話せると思ってたんですけど残念です。」

A「ええ、本当にごめんなさい。また今度ゆっくり話をしましょう?私の代わりにヨナの誕生日たくさんお祝いしてあげて、その時の話聞かせてちょうだいね」

スウォン「…ええ、もちろん」

A「?ええ、楽しみにしているわ」

スウォンは少し顔を陰らせながらそう言ったがAは少し不思議に思ったが特に気にすることもなくそう話した。

パタパタ

と前から音が聞こえて振り向いてみるとこちらに向かってくるヨナがいてAは顔を明るくさせた。

A「ヨナ!ちょうど良かったわ今から向かおうと思っていたところなの。そろそろ、帰らなければならないからご挨拶にと…」

ヨナ「そうなの…じゃあお見送りするわ‼︎ねっハク、スウォン‼︎」

ハク・スウォン「ですね/ええ」

A「ふふっありがとう」


ー緋龍城 門前ー

A「それでは、3人ともまた今度ね」

ヨナ「ええ!A姉様も気をつけて、また来てね(ニコッ」

スウォン「気をつけてお帰りくださいね、また会いましょう」

ハク「お気をつけて」

そうして、Aは馬に乗って帰って行った。これが3人一緒に揃って会う最後になろうとは…この時Aは思いもしなかった。

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作者名:神涙 | 作成日時:2023年11月14日 21時

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