第8話 ページ9
ー翌日ー
昨日ヨナが部屋を出て行った後の事を知らないAはヨナの様子を気にしながら、ハクを探していた。その理由は…
ー鍛錬場ー
A「ハッッ」
ガキィーン‼︎
ハク「ハァッ」
ガッッ ドカ
昨日話していたハクとの手合わせの為である。ハクは大刀による攻撃一つ一つが稲妻のようである事から、高華の雷獣と呼ばれ、Aは2つの剣をまるで舞を舞うかの様に扱うことから高華の舞姫と呼ばれていた。
兵士1「やっぱり、いつ見てもレベルが違うなぁ〜」
兵士2「そりゃあ、あの高華の雷獣と舞姫だぜレベルが違うのも当然だろ」
兵士3「それにしても、A様はいつ見ても美しい////(ポ〜」
兵士1.2「わかる‼︎」
ハク「(ギロ」
兵士1.2.3「ヒッ」
A「ハッ」
ガッ
ハク「おっと、だいぶ強くなりましたねA様」
バッ
A「そう言うのなら、よそ見しないでちょうだいっ！」
ハク「よそ見？何の話ですかそれより、足元ガラ空きですよっ」
ゴッ
A「っっ！」
フワ
足元を蹴られたAは跳んで避けその時に広がった長い髪は太陽に照らされ白く輝いていた。そのまま…
ガッキン≪
2人の首にはそれぞれの武器が当てられていた…
A「ふう、今回も引き分けね 付き合ってくれてありがとうハク」
ハク「いいえ、俺もちょうど良かったですし」
A「その敬語やめない？昔みたいに呼び捨てでいいのよ？」
ハク「身分は弁えてますから……それよりいつ頃彩火城に帰られるんですか？」
A「もう、ヨナとスウォンに挨拶したらすぐに帰るわ」
ハク「そうですか、ではそれまでお供しますよ」
A「ありがとう、ハク(微笑」
ハク「////」
A「では、行きましょう」
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作者名：神涙 | 作成日時：2023年11月14日 21時
