【暁のヨナ】私に出来ることを (ページ50)

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第49話ページ50

どういう意味なのか聞こうとした瞬間、突然空に影ができたそこには…

ジェハ「お勤めご苦労様です、お役人様方」

そう言うと、空から暗器が降り注いだ

役人「うわああっ」

キジャ「どこへ行く？我々を探していたのだろう？」

役人「出たあぁあぁっ腹ぺこ一家だああっ」

名前が若干違うが、キジャ達賊が現れた。

兵士1「ばっ化け物っ」

兵士2「なっ言った通りだろ⁉︎」

「わあああ！」

兵士が次々とやられていくのを見てAは、剣を抜きキジャと対峙した

ガｯ

キジャ「なｯ」

兵士「おおお！A様が対峙された⁉︎」

A「怪我人を連れ早くこの場から離れなさい‼︎殿は私が受け持つ、早く怪我人の治療を！」

兵士達はその言葉を聞き、急いで怪我人を連れ離れていった

A「貴方達は何が目的で賊をやっているの」

Aはキジャと対峙しながらそう問うた

キジャ「特に理由などない、ただヒメｯお頭がそう望んでいらっしゃるからだ」

A「村の人達に危害を加えてはいないのね」

キジャ「無論、その通りだ」

Aはキジャの腕を押し返し距離を取ると剣を鞘にしまった

A「そう、なら私がここで剣を抜く理由もないわ…これで失礼するわ」

それを聞いた、キジャとジェハは驚き咄嗟に

ジェハ「良いのかい？僕達を捕えに来たのだろう？」

A「捕えることはいつでも出来る、今回は兵士達が怪我を負ったから皆をこの場から離したの。それに私は貴方達に感謝したいと思っているの」

ジェハ「感謝？」

A「ええ、貴方達のおかげでここの人達以外にも今までより過ごしやすくなった人達はきっといるのでしょう…だからとても感謝しているの。私にはまだその様な事ができないから…」

ジェハ「じゃあ、もし村の人達に危害を加えたら？」

A「……その時は、地獄の果てまで追いかけて必ずその首刎ねてあげるわ(ギロッ」

キジャ・ジェハ「ｯｯ！」

Aはそう殺気をだしながらジェハとキジャを睨んだ。Aはその後すぐに村を離れようと足を動かした。そこへ、聞いたことのある声が聞こえた気がした…

ヨナ「キジャ、ジェハまた役人が来たの？」

が、気にする事なく村を出ていった。