第4話 ページ5
ふわ
スウォン「私に体を預けていなさい」
ヨナ『うわ、声が、息が…っ子供の頃は女の子みたいに可愛かったのに』「これは反則じゃない?」
スウォン「ん?」
ヨナ「あっイヤ、スウォンって女性の扱いに慣れてる感じ、スウォンのお屋敷では、山程女性を連れ込んでたりして」『あらあら、何を言い出すの私は…』
スウォン「…」
ヨナ「まっ、まさか…」
スウォン「やだなぁ誤解ですよ。確かに縁談の話はいくつかありますけど」
ヨナ「何それ知らな…っ」
スウォン「や、まだ決まってないし、やめましょこの話は、ヨナにこんなこと言っても仕方ないし」
ヨナ「わっ私にだって縁談くらいあるわ」
スウォン「えっ誰と?」
ヨナ「ハクとか!」
ヨナ「あの…」
スウォン「…それは、いいんじゃないかな。おめでとうございます」
スウォンがそう答えてからその場は、少し静かになって誰1人動かなかった。そんな中、何かが駆けてくる様な音が聞こえ、3人とも音が聞こえた方を見ようとした瞬間
A「…」
光に照らされた、灰色の髪を見た
スッ トン っと矢を放ち的の真ん中に矢が刺さっていた。
3人は、その瞬間息をするのも忘れるほど見惚れていた。そして、矢を放った人物が3人の方を向いて
A「久しぶりね、ヨナ、スウォン、ハク」
その人物の名は、カン・A火の部族長であるカン・スジンの娘にして、高華の舞姫と言われる人物である。ちなみに、3人の幼馴染でもある。
ヨナ「A姉様‼︎」
スウォン「A、久しぶりですね。今日はどうしてこちらに?」
ハク「お久しぶりです。A様」
3人は、笑顔でそう言った。
26人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:神涙 | 作成日時:2023年11月14日 21時