第29話 ページ30
A『着いた、よかった商人の人達は大丈夫そうだ』
テウ「おーい、アンタ誰?ここの人じゃないだろ」
A「突然の訪問申し訳ありません(ペコ
しかし、その話は長老様や若長様がいらっしゃってからお話しいたしましょう。」
テウ『怪しい人ではあるけど、敵ではなさそうだな』
テウ「わかった、今長老達を呼びに行ってる」
A「感謝いたします」
しばらくして、ムンドクやハク、ヨナまでもがやって来た
ハク「それで?アンタは何者なんだ?」
A「……」
ヨナ「?」
Aはヨナを見た状態のまま固まって動かなくなってしまった。それを不思議に思って声をかけようとしたヨナを
ヨナ「あ、あの……」
スッ ギュッ
優しく抱きしめた
A「……」
ムンドク・ハク「⁉︎」
ヨナ「えっ」
A「よかった、生きていてくれてッよかった(涙」
ヨナ「えっ、A姉様?」
A「ええ、そうよ、本当にヨナが無事でよかった」
ヨナ「どっどうしてここに」
A「それについては、ハク達にも話さなければならないわね」
そう言ってAは、驚いて固まっているハクとムンドクの方を向いた
ハク「採火城にいる筈のAが何でここに……」
A「それは、少し長い話になってしまうけれどそれでもいいのなら………」
そうしてAは、全てを話したスウォンがイル陛下を殺害したことを父と兵士が話しているので知ったこと、風牙の都の川を止めようとしていること、そして風牙の都に向かう商人を襲わせようとした事、それを止めるためにここまで来たのだと言うこと…全てを
A「これが、私が知っている全てです。ハク、ムンドク様、そして風牙の都の皆様、今回我が父スジンの策略により、多大なるご迷惑と損害を与えてしまったこと心より謝罪申し上げます。」
そう言ってAは頭を深く下げた
ムンドク「顔を上げよA、お主が謝る事ではない」
ハク「そうだぜA、それにそんぐらいでくたばる様な俺たちじゃねェよ(ニッ」
ムンドク「それに、Aが商人達を守ってくれたおかげでテヨンの薬を無事に手に入れることができた。逆にこちらが感謝しなければならん、ありがとう(ニッ」
そう言って、ムンドクもハクも笑った。
A「ありがとう…ございます」
それを見たAは安心した様に微笑んだ
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作者名:神涙 | 作成日時:2023年11月14日 21時