第25話 ページ26
おばさん「リナちゃん、ちょっとリナちゃんっ!」
里を歩いていたヨナは声を掛けられた
ヨナ「あっ…はい」『私のことか…』
おばさん「ボーッとした子だね、昨日はよく眠れたかい?
あんた城の女官なんだってね、城で料理も裁縫も掃除も洗濯も琴も舞も出来なかったから追い出されてここで修行するって?そりゃアンタもう女やめな〜とりあえずイチから教えるから、まずコレ洗っといで」
っとひどい言われ様であったが、おばさんに洗濯物の山を渡されるが、ヨナは洗濯などやったことのない。
ヨナ「あっ洗うって…?」
ハク「こっちだ、女官殿………なんですか?」
ヨナ「……琴と舞は……ちょっとなら出来るわ」
ハク「あーあの不協和音な琴ねェ〜」
口元を尖らせたヨナを見ながらハクは………
ハク「少し戻って来たな」
ヨナ「えっ?」
ハク「何でもありません」
ヨナ「ハクに…弟がいたのね、可愛くて…ハクに似てない」
ハク「テヨンは、俺と同じじっちゃんが拾って来た子なんですよ。じっちゃんは孤児、放っとけないからなぁー。テヨンは俺と違って体が弱い、だから特別みんなが、大事にしてるんです。…昨日はちょっと、はしゃぎすぎてたな…さて、着きましたよ。そこの川で洗濯するんです。」
ヨナ「ハク…出来ないわ…」
ハク「川が…枯れてる⁉︎」
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作者名:神涙 | 作成日時:2023年11月14日 21時