【暁のヨナ】私に出来ることを (ページ3)

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第2話ページ3

ヨナ『スウォン、スウォン、小さい頃からいつも私のそばにいて優しかったスウォン、３つ年上の私のイトコ今日は久々に「おっと」久々に』

スウォン「危ないなぁ、相変わらず元気ですねヨナ姫」

ヨナ『スウォンに会える』

スウォン「どうしたんです？慌てて」

ヨナ「スウォンが来たっていうから出迎えてやったのよ」

スウォン「わぁえらいえらい」

なでなで

ヨナ「こっ今回は？しばらくいられるんでしよ？」

スウォン「もちろん、1週間後のヨナの誕生日の為に来たんだから」

スウォン「や〜誕生日といえばヨナは16になるんですよね、大きくなったなぁ〜で？イル陛下とハクはどこです？ご挨拶しなきゃ〜」

パタパタ

ヨナ『子供扱い、子供扱い、子供扱い』

ヨナ「今日は朝からとっておきの絹の衣・極上の香を焚き染めて、最高級の美容液と化粧を施したのに…」

ハク「ムダ遣いですね」

バッサリ

ヨナ「お前は黙ってて‼︎……スウォンのばか」

ヨナ『スウォンにとって私はまだあの頃のまま…』

ー回想ー

スウォン「ヨナ、ヨナどうしました？最近食事もしてないって聞きました。」

ヨナ「あっちへ行ってスウォン」

スウォン「でも…」

ヨナ「うるさい！」

ばさっ

ヨナ「！なっ」

スウォン「大丈夫、こうすれば他からは見えません。もう、泣いてもいいんですよ」

ヨナ「眠れないのっずっと、母上がそばにいないから」

スウォン「うん…皇后様亡くなられたばかりですからね…そうだ、私がヨナの母上になります。」

ヨナ「⁉︎」

スウォ「とりあえず食事をしなきゃ！お師匠様に貰った梨あげます。」

スウォン「皇后様がしていた様、眠るまで手を握っています。ヨナの涙がこぼれたら、誰かに見られない様に拭ってあげます。だから、明日は笑って。」

ヨナ『ばかね、心臓の音がうるさくて、余計眠れないじゃ無い。貴方は、私の特別な人…』