第18話 ページ19
ハク「どーりで雪団子が俺の周りを飛んでると思った」
ヨナ「2人とも…帰らなくていいの？」
スウォン「病を流行らせないようにここで治した方が良いらしいです。優秀な医務官もいますし。でもヨナとは最近ずっと手を繋いで寝てるしいつも通りですね。」
ハク「…そんな事してんのかお前ら……やっぱ俺帰るわ、お邪魔しました」
スウォン「えっハク3人で手繋ぎましょうよー」
ハク「冗談…」
ドカドカドカ
ムンドク「ハクーッ‼︎」
ハク「わーッじっちゃん⁉︎」
ムンドク「小僧姫様に雪をぶつけて病にかけたらしいな」
ハク「そこに雪があったら投げるのが礼儀だろ」
ムンドク「小童め！尻を出せ、ムチ打ちじゃああ‼︎」
女官「将軍っおやめ下さい病人ですよ！」
ハク「……俺やっぱりここにいる……」
スウォン「あれは…っ風の部族長ムンドク将軍ですよね」
ハク「そうだけど」
スウォン「近くではじめて見ました。五将軍最強と言われるムンドク将軍、私の憧れなんです。ハクのお祖父様だったなんて」
ハク「俺は孤児だじっちゃんとは血繋がってないぞ」
スウォン「そうなんですか」
ハク「俺は養子としてじっちゃんの部族に世話になってるだけだ」
ヨナ「でも…ムンドク来てくれた、ハクのこと好きなんだね」
ハク「…どうかな」
ドシドシドシ
ハク「また何か来た」
ユホン「……」
スウォ「ち…父上…どうしてここに…」
ユホン「病にかかった息子を見舞ってはおかしいか？」
スウォ「病が父上にうつってしまいます///」
ユホン「お前の病ごときに俺が負けると……？」
スウォン「いっいえっでも今はとてもお忙しい時期だと…」
ヨナ『ユホン叔父上…っ叔父上は、強くて厳しくてスウォンとは全然違う』
ユホン「ヨンハが来ると言ってきかなかったのだ」
スウォン「母上が…っ！？」
ユホン「あの体で病をもらっては危険だ、屋敷に置いて来た。母親に心配かけるものではない、病など早急にぶち殺せ」
スウォン「はい‼︎」
ユホン「お前達…あとで見舞いの品を届けさせよう」
ハク「…っっさすがな迫力、一気に熱下がった気がする」
ヨナ「こわ…っかった(ふるふる」
スウォン「今日はなんて幸せな日でしょう。よーし、がんばって病をぶち殺します」
ハク「寝ろアホ」
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作者名：神涙 | 作成日時：2023年11月14日 21時
