第17話 遠い空 ページ18
ヨナside
ヨナ『泣かないで父上、母上がいなくなってもヨナがいるから、父上は1人じゃないよそしてね、ヨナにはスウォンがついてるから』
スウォン「ヨナほら見て雪ですよ！」
ヨナ「うん…」
スウォ「お団子出来ました！何だか奇怪なものできましたっ」
ヨナ「…」
スウォン「…ヨナ」
ヨナ「あ、元気だよ、父上が泣かないようにヨナが元気になるんだもんね」
ムギュ
ハク「重い」
ヨナ「ハク⁉︎」
スウォン「わーい！ハクだ」
ハク「寄るんじゃねェ、姫さん足元に気ぃつけろよせっかくいい気分だったのに」
ヨナ「なんでそんなところでねてるのよ」
ハク「俺は俺の生きた証をこの大地に刻んでたんだよ。降りつもった白い雪があったらまず大の字になって寝てみたくなるのが人情ってもんだぜ。」
スウォン「ハクかっこい〜」
ボスッ
ヨナ「雪だんごの的にちょうどいいわ(ニッ」
ハク「ほーう(怒」
ヨナ・ハク「うおおおお」
スウォン「さすがハク、ヨナが元気になりました‼︎」
ヨナ「けほけほ」
スウォン「ヨナの元気がなくなりました………」
ハク「雪ん中での遊びは姫さんにはキツかったか」
スウォン「ごめんね、ヨナ」
女官「お薬を飲んで安静になされたら良くなりますよ」
ヨナ「……ねぇ父上は？」
女官「陛下は今お忙しくて、まだ登極されて間もございませんし…ですが時期にお見えになりますよ」
スウォン「大丈夫ですよ、ヨナ」
ハク「あの王様姫さんが病気つったら飛んで来るぞ」
ヨナ「2人とも、もう帰っていいよ。ヨナに近づかないで」
スウォン「平気ですよ！私元気ですから。今身体ポカポカで」
ハク「俺なんか遊びすぎて、まだ雪団子の幻が見える」
スウォン・ハク「ぐったり」
ヨナ「医務官ー‼︎病人出たーっ」
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作者名：神涙 | 作成日時：2023年11月14日 21時
