【暁のヨナ】私に出来ることを (ページ16)

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第15話ページ16

カルン「本当に可愛らしいですね。ヨナ姫は、そう子猫のような力で抗われるとますます触れたくなってしまいますよ。」

ヨナ「や………っいい加減に…」

ハク「いい加減になさいませ。ジン・カルン殿」

ヨナ「ハク」

カルン「な…何だお前は無礼者、それに姫に気安く触れるなど…」

ハク「貴方こそ、誰の許可を得て俺の姫に触れやがってるんですか？」

ヨナ/カルン『誰の？/俺の？』

カルン「ガっガキが出まかせを…」

ハク「どうして嘘だと申されるんで？俺と姫は幼少時より将来を誓い合った仲ですよ。ね、姫様」

ヨナ「は？え゛っ」

ハク「どうしました姫様そんなにテレなくても」

ヨナ「ほほほやあね人前で＿＿っ」

カルン「姫は…そやつがその…お好きなのですか？」

ヨナ「う…う…うん好き、大好き」

カルン「みっ認めん！例えそうであれ貴様のような者が姫と将来を誓うなど、私は火の部族上流貴族ジン・カルンなるぞ、貴様はどこの誰だと言うんだ」

ハク「＿＿俺は風の部族次期将軍ソン・ハク、陛下直々にヨナ姫様専属護衛を命ぜられた者、依存あるか？」

カルン「くっならばその実力今ここで見せてみよ」

ガッ

カルン「陛下…⁉︎」

イル「いけませんよ」

カル「おっお許しを…しっしっしかし、例え陛下であっても申し訳ありませんが邪魔しないでいただきたい！この者の実力を知らなければ私は………」

なかなか引き下がらないジン・カルンそれを見てハクが止めようとしたその時…

A「もうやめなさい。ジン・カルン」

1人の少女Aがカルンの後ろに立っていた

カルン「A様‼︎しっしかし……」

A「これ以上ここで騒ぎを起こすと言うのであれば、この事を父上に報告させて頂きますが……宜しいでしょうか？」

カルン「そっそれだけはおやめ下さい、大変申し訳ありませんでした。」

イル「うんいーのいーの」

A「すぐにここから去りなさい(ギロ」

Aはカルンを睨みつけるように見てそう言った。
それを見たカルンは

カルン「しっ失礼致します！」

パタパタ

と去って行った。