Send your feelings 2

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そう言って何かが頭につけられる。近くの鏡を見るとここの人気キャラクターの耳カチューシャ。


「ふぇ！？夏喜くんありがとう！！」


堀「ふふ、どういたしまして。」


夏喜くんを見ると夏喜くんも耳カチューシャを付けていた。


堀「これ？Aのやつの隣にあって男ものっぽかったから付けてみた。」


隣にあるのは私が付けているキャラクターのボーイフレンドのキャラクターのやつだから何だからね！？


夏喜くん、この事知らないのかなぁ…。


堀「やっぱりAに似合う。これにして良かった〜。」


ホッと安堵の表情を浮かべる夏喜くん。普段こんなことしないからなんて言ってくるからこれは特別な事なんだよなぁ。って噛み締める。


…まるでほんとに彼女になった感じ。


「ねね、せっかくカチューシャつけたし一緒に写真撮ろ！」


堀「うん。」


お店の中にあった可愛い壁をバックにカメラを構えてまた近い距離で写真を撮る。


「よし！撮れた！！」


すぐに夏喜くんに写真を送って改めて写真を見る。


夏喜くんはさっきよりも笑っていて可愛い。


そしてカップルのキャラクターのカチューシャを付けているからか、さっきより、よりカップル感が増していた。

堀「なぁA…。」


さっきまで黙りながら写真を見てた夏喜くんが急に口を開いた。


「ん？何〜？」


堀「いや、カチューシャ付けるとAさ…。」




堀「か……幼っぽくなるんだな。」


「え、ちょま。それ悪口じゃない！？」


堀「褒めてるから安心しとけ。」


「う〜ん、取り敢えず信じとくよ？」


堀「うん。ってか早く次のところ行こう？」


「そうだね〜〜！」


笑いながら2人で店を出た。



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