人気アイドルの善逸くんに認知されたい。【鬼滅の刃】

〜兄弟〜 ページ9

善「うん。善逸だよ。君は最前列で俺が話しかけた子だよね？」

『え、あ、えと、あ、は、はい』

善逸だよ。て。思考追いつかんよ私。

バ先に推しくるって何？漫画の世界ですかね？

善「今日はライブ来てくれてありがとうね。あ、そうだ。名前なんて言うの？」

嘘でしょ。推しに名前聞かれた。夢だ。なにこれ。

『名前…あ、二階堂Aです…』

善「Aちゃん！名前聞けてよかった…！」

『…あの！なんでここに…？』

善「実はこの辺近所なんだよね。」

『ふぇぇぇ…まさか近所に推しがいたとは…』

なんで今まで気づかなかったんだ！ごみ！

獪「いっらっしゃいませー…て」

善「兄ちゃん！？」

『え！？兄ちゃん！？』

獪「はぁぁ。なんでお前がここに来てんだよ…」

『えっ、まってまって情報量多すぎなんだけど。獪岳の弟なの善逸くん？！』

獪「はぁぁ。バレた。そうだよ。(弟にも入れたくないけど)」

『えええええ嘘でしょおおおおお！？！なんで言ってくれなかったの！！！！』

獪「何となく。」

善「兄ちゃん俺のファンの子と一緒のバイトとか…ちょっとずるい。」

獪「なんでだよ。お前はチヤホヤされてんだからいーだろうが。ていうかコイツの前だと随分カッコつけてるんだな」

『カッコつけ…？かっこいいじゃん？』

善「べ、別に良くない？！」

獪「お前ファンと1対1になるといきならかっこつけ出すもんな。」

『…っっ///(何それ可愛すぎる萌えた)』

善「兄ちゃんだってAの前でクールになりやがって…！」

獪「気安く兄ちゃんとか呼ぶなあほ」




尊い。

〜好きなとこ〜→←〜バイト〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す