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グクがゆっくりと近づいて来て、私の前で立ち止まった
TH「気まずくなった時の為に、俺たちは駅で待っててあげるね〜」
先輩たちに頭を下げてから向き直る
JK「俺、何かした？」
緊張しているのか、あまり目を合わせないグク
「…何もしてない」
JK「じゃあなんで避けるんだよ」
「私は最初から避けようとしてた」
JK「避けきれてなかった」
「だから今こうして…」
JK「そうやって避ける理由は？」
「男だから」
JK「男は皆同じだって思ってる？」
「…分からない」
JK「俺は、Aを男嫌いにさせた奴とは違う」
「私の何を知ってるの？」
JK「何も知らないけど、俺は違うよ」
さっきまで合わせられることのなかった目線が絡み合う
JK「俺が変えてみせる。だからもう避けないで」
グクなら、という気持ちが芽生える
男の人と話すのも嫌だった私が、ここまで心を許した
もう変わり始めているのかもしれない
JK「これからも俺と仲良くしてよ」
心はとっくに決まっている
グクの言葉に、頷いてみせた
JK「ま、俺と仲良くしたくないなんて言うわけないよな〜」
いつかのニヤケを抑えきれない顔を浮かべるグク
「あんま調子乗ってると蹴るよ」
JK「帰りましょうか」
駅までの道を、肩を並べて歩く
駅に着くと、先輩たちが待ってくれていた
JM「あーもうほんとに気まずい顔で来られたらどうしようかと思ったよ」
TH「やっぱ2人が仲悪いとこう体がウニョウニョしてたからよかった！」
「意味分かんないけどありがとうございます」
何とも奇妙な組合せだけど、4人での帰り道には笑顔が絶えなかった
帰って自分の部屋に入り、ヘミに電話をかける
HM「何ー？」
「グクと仲直りした」
HM「はっや！さすがあんたらだね」
「何よ」
HM「んで何で受け入れる事にしたの？」
「グクなら私の男嫌いを克服してくれるかもって思ったの」
HM「うんうんやっと分かってきたわね」
「…ねぇ、私どうしても男嫌いの理由が思い出せないんだけどさ」
HM「過去のことじゃん？これからの事を考えようよ」
何かを隠されているような気がしたけど、深くは追求せず電話を切った
だけど私は、思い出さないといけない事だと確信していた
中学校の同級生で同じ高校に通っているのはヘミしかいない
私の過去を知っているのはヘミだけだから
ヘミは確実に何かを知っている
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するめ(プロフ) - リンゴ飴さん» 今後気をつけます^ ^ (2017年5月5日 19時) (
レス) id: dd2781c9c0 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴(プロフ) - するめさん» いえいえ、大丈夫ですよ。下手な説明を理解してくださってありがとうございます (2017年5月5日 15時) (レス) id: 4578f14291 (このIDを非表示/違反報告)
するめ(プロフ) - リンゴ飴さん» 詳しくありがとうございます！無知で不快な思いをさせてしまってすみません。 (2017年5月5日 15時) (レス) id: dd2781c9c0 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴(プロフ) - 簡単に言えばアニメやアーティストなどの夢小説を作る時はオリジナルフラグを外す。完璧に自分で考えたものならオリジナルフラグは付ける。です (2017年5月5日 14時) (レス) id: 4578f14291 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴(プロフ) - するめさん» オリジナルフラグというのはオリジナル作品にだけ付けるものです。アニメや俳優、アーティストなどは実在する人物なのでオリジナルフラグは外さなければいけません。 (2017年5月5日 14時) (レス) id: 4578f14291 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：するめ | 作成日時：2017年4月1日 4時
