10 JJ ページ10
かわいい！
自分で作っときながら 自分に感心する。
センスがいい！
A「綺麗……」
「Aちゃんに 似合ってる。プレゼント。」
A「…………でも…………いいえ。 」
Aちゃんはブレスレットをはずして返してくる。
JJ「Aちゃん…………ダメだよ。パワーストーンって……もうAちゃんの念がついちゃってるからね。ダメだよ。」
A「そんなぁ…………」
「そんな高いものでもないし 友達から単にもらったって感じでいいんじゃない？」
A「……………………」
「ぼっくからの愛って…………友達からの愛ってことでいいんじゃない？」
A「……いつから友達？でしたっけ？www」
「えっーーーー。ひっどいなぁーーー。ぼっく達は友達でしょ？…………KTXで会った時から……」
A「えっーー。無理矢理。」
Aちゃんは笑ってた。
かわいい。
笑ってない時は美人に見えちゃうし……
怒ってる時でさえ 美人だし……
なのに……
笑うとかわいい。
美人とかわいいが共存する。
「友達です。単なる顔見知りじゃないよ。だって ぼっくがたまごの殻をむいてあげたから。」
A「あっ！ ゆでたまごと言えば……」
「何？」
A「あれ……電車で……狭い空間で殻をむくとか……食べるとか……臭いんです。」
JJ「く く 臭い？ えっーーーー初めて聞いた。ぼっく達は……って言うか韓国では普通だよ。バスとかでも食べるし。」
「バス？……もっと狭い。……だって……ゆでたまごって硫黄の匂いがするでしょ？ あれですよ。あれ！」
JJ「………………あれかな？……仲間にジュンスってのがいて そいつが納豆好きで……昔 日本にいた時に 必ず食事で食べてたんだけど……そのうち おやつとして食べだして……」
A「おやつ？！」
Aちゃんは つぼに入ったのか笑いがとまらない。
「そう おやつ。で 移動の車の中で食べだした時には…………臭かった。車中の窓全開にして…………早く食べろって……」
Aちゃんは まだ笑ってる。
こんな風にAちゃんと話せて 笑い会えるなんて……しあわせって感じる。
あっ……
ユノが婚約発表の時に言ってたっけ……
Aちゃんを見ていて 次第に心が穏やかになっていく自分がいたって……
そうだ……
こういうことだったんだ……
僕もAちゃんと一緒にいたい……
「その感じと一緒かな？」
Aちゃんは笑い涙を拭きながら
A「たぶん そうだと思います。(爆)」
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年2月11日 12時
