24 Y ページ24
Aと最後に会った時のことが頭から離れない……。
Aが謝り 俺の気持ちが落ち着いた代わりに Aは俺に対して一線を引きだしたんだ。
あの時はさほど気にならなかった。
そのうち機嫌は治るだろって思ってて……
おれがスキンシップをしようとしたら
眉間にしわをよせて
「ユンホさん！ もう そういうことはしなくていいですから！」って言ってた。
Aは俺を追い出すかのようにして……
A「じゃあ ユンホさん 体に気をつけて頑張ってください。……さよなら。」って言ってた。
さよならって……
あの時から 俺はAの中で夫じゃなくなったんだ……
とにかく誤解を解かないと。
俺はもう一度 Aの実家に電話して Aと連絡がとれたら必ず教えてほしいと伝えた。
Aが他の男と付き合わないようにしないとって しきりに言ったら
A父「あの子は この男がダメなら すぐ次の男ってことにはならない。そういうところは不器用なんだ。変に頑固で…………誰に似たんだか……」
「とにかく Aは僕の妻ですから！ 」
A父「ユンホ君 落ち着いて。」
「落ち着いてなんかいられないです。……もし……Aに他の男がいたら 一生 お義父さんを恨みますから！」
A父「ちょっと……怖いことは言わないように。……私達がアメリカに行ってみるから……」
「お義父さん！ お願いしますね！」
A父「大丈夫だから……と思うから。除隊はいつ頃かね？」
「たぶん……来年の4月頃です。」
A父「そうか……まぁ 除隊してから あれこれ動きなさい。」
「はい。……本当に頼みますよ！」
お義父さんにしっかりたのんだから。
きっと大丈夫！
Aのことが気になるが 俺は今の仕事も考えなくてはいけない。
ちょっとした企画を考えている。
その前に また 冬季訓練だ。
年が明けて 冬季訓練も終了した。
お義父さんから連絡があったと父から連絡がきた。
Aは元気だから との事。
所在がわかれば 安心もする。
俺は残りの軍生活を充実させるためにも ある企画を上司に提出した。
芸能活動じゃないから 予算なんか殆どない。
市民との調和と軍が身近に思えるってことが大切だ。
俺達だけのステージじゃなく 老若男女や地域の人が楽しめるステージにするんだ。
そこに東方神起もちょっと入れて……
企画が通った。
ここからが大変だ。
市との交渉や
出演者の募集など……
俺の力が試される時だ。
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年2月11日 12時
