46 反省のギュライン 5 ページ48
Aは僕ら3人の顔をしっかり見ながら ゆっくり言った。
A「私はユンホさんが私を分かってくれていなかったことが余計にショックでした。でも 仕方ないって。」
「そんな 仕方ないって……」
A「誤解されることを言っていた私にも原因はあると思いますし……あの職場は外国の方が多かったですから……」
ギュ「Aさんが悪いわけないですよ。」
A「…………ユンホさんも昨日 謝ってくれたので……大丈夫です。」
「ヒョンは昨日 泊まったんですか？帰ってこなかったから……」
A「はい……私 肩を痛めて 熱をだしたみたいで看病してくれたんです。」
「そうだったんですか。で ヒョンは今 何してるんだ？」
A「ヨナさんに会って 話をしてくるって……」
ギュ「会ってるって それでいいんですか？」
A「いいも悪いも、私がとやかく言うことではないですから。それに彼女はとても魅力的でしたし 楽屋で見た時 とてもお似合いでした。」
ここにいる男3人は分かったはず。
Aはヒョンを許したけど 信頼までいってないことを。
何と言っていいかわからない。
この場をどうする？
キュヒョンも困っている様だ。
僕達が困っているなか ミノが言った。
ミノ「Aさんって 年いくつですか？」
A「えっ？年ですか？……25ですが。」
ミノ「やっぱり！ヌナだと思ってたんです。これからヌナって呼んでいいですか？」
『でも ユノヒョンと結婚すればヒョンスニか？』ってミノが韓国語で言った。
僕とキュヒョンは焦った。
「ヒョンスニ？」
ギュ「ヒョンスニ？」
僕らは同時に言った。
お互いに思ってることは一緒。
キュヒョンと目が合う。
ヒョンスニなんて嫌だ！
A「ヌナ？ヒョンスニ？」
「ヌナは男から見たお姉さんのこと。ヒョンスニは覚えなくていいです。」
ギュ「じゃあ Aさん なんか型苦しいから お互いさん付けはやめにしようよ？」
「賛成！……Aは？」
A「……私はちょっと慣れてないので 呼び捨ては……できないかな？……私のことは大丈夫ですよ。Aって呼んでください。」
ギュ「じゃあA食べてよ。」
A「いえ ほんとに……体調が悪いので 帰ります。」
ギュ「また 会えるよね？」
A「……」
ミノがナイスなことを言った。
ミノ「ヌナ！携帯教えてください！」
僕とキュヒョンはミノを見ながら目配せした。
ミノ GOOD JOB !
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年2月7日 20時
