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A
私は何だか 悔しいやら悲しいやら…………。
ユノは私のこと ちゃんと見てくれてるって思ってた。
数日関わっただけなのに 愛してるって何度も言ってくれた。
嬉しかった。
今まで そんな風にされたことなかった。
あんなことも 初めての経験だったのに……。
私が浮かれてたんだな。
やっぱり言われちゃったし……
つまらない女！って。
ユノまでに言われたらたつてないよ。
ユノが話してたことって この前 先生と冗談で話してたことかな？
だいぶ事実と違ってるけど……
人の話を信じて 私の話を聞いてくれなかったら意味ないしね。
私とユノって深い絆で結ばれてると思ったけど そうじゃなかった。
もう恋愛は無縁だ！
バイトどうしようかな？
やめようかな？
…………………………
今日は2pmのライブだ。
暇を見つけて 先生に言おう。
背の高いマッチョな男性がきた。
両膝と左上腕が痛むようだ。
両膝は数年前のライブでジャンプで登場するときの練習で痛めた場所らしい。
左上腕はこれまた数年前に 腕相撲中に筋肉断裂を起こした場所らしい。傷跡が痛々しい。
彼のマッチョな身体を見て ユノも腹筋が凄かったなぁ〜と思いだした。
私は小さく頭をふり しっかりしなくっちゃと自分に念じた。
ゲルと湿布とどっちがいいと聞くと 両方と言った。
ライブやリハでは汗で薬が流れるし 流れた場所を拭くタオルで顔とかも拭くから危ないって言った。
そうだな しっかりしてるとかも感じた。
彼は湿布とゲルと鎮痛剤を持って笑顔で出て行った。
彼はテギョンというらしい。
テギョンが帰ってから 少し落ち着いたので 私は先生に話をした。
A「先生 私 バイト辞めてもいいですか？」
山崎「何で？頼りにしてるのに。あっ！時間給の問題？」
A「違います。」
山崎「この間のお見合い うまくいったんだ！寿かよ!何だよ 水くさいなぁ。結婚式には招待しろよー。」
A「………………………流れちゃいました。」
山崎「………………何で？」
A「……ちょっとした誤解があって……。」
山崎「何だよ！誤解って！僕がいってやろうか？
でどんな誤解だ！」
A「それが……先生とのことで……。」
山崎「へっ？僕なの？これまた何で？」
A「何だか ややこしくなってまして……」
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年2月7日 20時
