23 Y ページ24
A「ユンホさん 先生とのことは誤解があります。
先生のことを知らないのに失礼だと思います。
私のことは信じてもらえないのでその誤解のままで結構です。」
A「つまらない女ですみませんでした。
わざわざ 時間とお金をかけて日本にきていただきありがとうございました。私は帰ります。
明日 送れませんが気をつけてお帰りください。」
「待って！俺は時間を置きたいと思ってるんだ。」
裏切られたという思いもあるが Aを手放したくない思いもある。
A「何のために？
……あっ お祖父さんのためですね？
わかりました。お祖父さんは日本にくることは難しそうなので その内 私が韓国に行って お祖父さんに話しますから 安心してください。では 失礼します。」
Aは帰って行った。
お義父さんが引き留めていたようだか……。
しばらくして お義父さんが部屋にきた。
お義父さんは何も聞かず お風呂に入りなさいと優しく言ってくれた。
俺はお風呂から上がり 布団に横になって考える。
Aを手放した 言いようのない大きな不安と どうすることもできない後悔が襲う。
何か 見逃してるのか？
ミノは嘘をつくような人間ではない。
それは周知の事実だ。
…………………………
これから Aのように愛せる人に出会うことはあるのかな？
………………ヨナと話をしなくちゃいけない。
話さないといけないか？このまま また付き合えばいいかな？
何だかめんどくさいし。
眠れなかった。
朝の便で帰ることにした俺は タクシーを呼んでもらい空港に向かった。
昼には韓国につき 自分のマンションに戻った。
疲労感が強い。
ベッドに横になると いつの間にか眠ってしまい 目覚めたら夜だった。
Aはどうしてるかな？
ぼっーしているが 気がつけばAのことを考えている。
そう言えば 俺がユノって呼べって言ったから そう呼んでたのに 最後はユンホさんだったな。
何だか寂しさを感じた。
俺はAを思いだした。
寝顔が可愛かった。
海での横顔は美しかった。
俺に抱かれている時は愛おしかった。
俺はAを思いながら 俺のユノユノを慰めた。
俺は その夜以来 毎晩のようにAを思ってユノユノを慰めた。
達したあとに残る虚しさ……。
でも しないでいられないんだ。
Aを思うと ユノユノが反応して身体が疼くんだ。
はぁ〜A…………………………。
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年2月7日 20時
