1 Y ページ1
俺は皆んなのいるリビングに行った。
あ〜気が重い。
Y父「おッ ユンホヤ どうした 浮かない顔をして。
こっぴどく叱られたか？ そうか そうか。お祖父さんに教えをもらったと思えばいいだろ？」
「はい。、、、でも 俺には難問です。」
Y父「はて？難問？ でも 大丈夫だろう。」
俺は 食事中も Aをチラチラ見た。
俺が見つめているとAと目があう。
Aの目には力がない。すぐそらしてしまう。
雑談の中 A達は 今日はソウルのホテルに泊まり明日午後の便で日本に帰ることを知った。
やっぱり 今日中しかないじゃん。お祖父さんの言う通りだな。恐るべしお祖父さん。
食事が終わりに近づいた時 俺は言った。
「今日はこの後 どうするんですか？僕はAとドライブがしたいです。それに 先程 お祖父さんに言われたんですが やっぱり僕達には話し合いが必要だと思ったんです。僕がソウルのホテルまでAを送って行きます。それで Aの部屋でいろんな話がしたいんです。こういう機会は中々ないので、、、お願いします。」
Aのお母さんは喜んで了解したが AとAのお父さんは渋々了解した。
俺は心で大きくガッツポーズをした。
どうしても口元が緩んでしまう俺を お父さんがイヤラシイ目で見ていた。
お父さんは小声で言った。
Y父「ユンホヤ さすが チョン家の男だ。あとはお前次第だな。後で報告しろよ。」
「はい・・・・。お祖父さんが帰りの挨拶はいらないと言われてました。」
俺達は両親達と別行動となった。
でも 相変わらず会話がない。
会話を探す。
「この曲どう？俺とチャンミンの歌。」
A「・・・・いい曲ですね。でも私にはわかりません。・・・・私はバラードが好きなんです。」
「おおお俺達もバラード曲歌ってるよ。今度 CDやDVDあげるから聞いて欲しいなぁ。」
A「・・・・はぁ・・・・。」
会話がない。コミュニケーションのコの字もないよ。どうする？
相変わらず話も殆どなく Aは景色ばかりみている。
A「わぁ〜綺麗。」
Aは海を見ていた。
俺は車を停めAを外に連れだした。
外は磯の香りがした。少し風もあった。
風のせいか Aのワンピースがヒラヒラと舞っていて 白い太ももあたりが見え隠れしていた。
うわぁ〜俺のユノに刺激与えるなよ。
我慢 我慢。
Aの顔を見ると 風で髪がなびき とても美しい横顔だった。
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年2月7日 20時
