こっくりさんの呪い___HSJ 2

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貴方side








慧「なにこれ……」





苦笑いをする伊野尾くん。







紫「なによ、これ。くだらない。」


か「わざわざ日曜に呼び出しといて なんのつもり？」



大「ま、閃きの有岡と呼ばれてるんで。」






呼ばれてないでしょ。






光「だいたいみんな休んでるから日曜も何も無いでしょ。」


橙紫か「「「…………」」」






正論すぎる。









・









光「じゃ、早速質問を始めるよ。」


慧「バカじゃねぇの」






お口が悪いです、伊野尾くん。









光「図書館でこっくりさんをやってた時のことを教えてください。」





３人は顔を見合わせて 結局 紫月ちゃんが話すことになったみたい。






紫「普通に、こっくりさんしてて帰ろうってなって、気づいたら美藍がいなくて、そしたらメールで先に帰ったって連絡来て帰ったのよ。」






ん？なんか、違う………。





慧「違うよね。」

大「罰金1000円〜」



紫「な、だって かなり前のことよ。正確に覚えてる方が変じゃない！」



か「美藍が橙子をビビらせようって 私たちがなにかに怯えて逃げるふりをしたの。」



大「それも嘘！罰金1000円！」









もしかして全部に嘘だっていうつもりなの？






でも効いているのは確か。





３人の顔が青白くなってきている。









「ねぇ、橙子。本当の事教えてよ。」

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