・ -JK side- ページ15
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赤く点灯していたランプが消灯した。
ソファに腰を掛けてたユンギヒョンはもちろん、俺もマネヒョンも立ち上がる
目の前の扉が開かれるのをまだかまだかと、そわそわして待つ
「…ドラマみたいに、終わったらすぐ出てくるもんだと思ってました」
俺がそう呟くと隣でユンギヒョンが笑った
「……俺も」
ここに来て初めてユンギヒョンが笑った気がする
それだけで、少し肩がほぐれた気がした
きっと、無意識にいろんな場所に力が入ってたんだろう
それから間もなく扉が開いて、先生が1人出てきた
「ミン・Aさんのお兄様でいらっしゃいますね?」
「はい。先生、手術は……?」
「一命は何とか取り留めました」
その言葉で俺たちは脱力した
よかった。助かったんだ……
「ですが……いつ目が覚めるのか、私たちにも分かりません」
「どういうことですか…?」
「遷延性意識障害…簡単に言うとミン・Aさんは今、植物状態と言うことです」
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irene - 全然構いませんよ!ゆっくりで大丈夫なので更新頑張ってください! (2018年1月13日 22時) (レス) id: cf47edc606 (このIDを非表示/違反報告)
ここあ。(プロフ) - ireneさん» コメント返信遅くなってしまい申し訳ないです…。ありがとうございます! これからも応援よろしくお願いします。 (2018年1月8日 17時) (レス) id: 06e7d48aad (このIDを非表示/違反報告)
irene - すごく感動しました!ハッピーエンドになることを願います 更新頑張りましょう!待ってます (2017年12月26日 22時) (レス) id: cf47edc606 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ここあ。 | 作成日時:2017年12月3日 17時