2 ページ2
ある日の昼休み
暇すぎてロッカーの上に置いてあったトランプでババ抜きをやっていた私達は
ただのババ抜きじゃつまらんという事で罰ゲーム有りでやる事に。
“ビリの人が最初にあがった人の言うことを聞く”
そんなベタな罰ゲームにした事を後で後悔することになるなんて＿＿＿
あんな｢あ〜〜がりっ！｣
『うっそぉ〜そんなぁぁぁぁ』
見ごとに負けた私は約束通り罰ゲームを受けなければならない…
彪馬｢どぉ〜しよっかなぁ〜〜｣
運悪く最初にあがったのが池田彪馬であり嫌な予感しかしなかった
彪馬｢よし！決めた！｣
颯｢おっ、なになに？｣
彪馬｢田中洸希に告白！｣
『はぁぁ！？！？』
冗談でしょっ！？
彪馬｢早く告白して来て！｣
『え！今！？』
彪馬｢もちろん！早くぅ！｣
『彪馬お願い！他のにしてよ！』
彪馬｢ダメ〜それじゃつまんなーい｣
く…っ
池田彪馬！覚えてろよ！
ヤケクソになった私は田中洸希がいる教室に向かいドアの前で深呼吸
『田中洸希〜〜〜！』
名前を叫びながら田中洸希の元に歩くのを後ろで彪馬達が見て笑いを堪えてる
洸希｢…なに｣
チッ
クソ腹立つわ
これは罰ゲームこれは罰ゲームこれは罰ゲーム…
『田中洸希ーーー好きでぇーす、私と付き合ってくださぁーーーーい(棒読み)』
よし！言った！
さぁ、田中洸希！
私をさっさと振りたまえ！！！
洸希｢……いいよ｣
『だよねーダメだよねー…え？……えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！？！？』
驚いたのは私だけじゃなく
ドアから覗いている3人の他に、この場にいる全員が声を上げて驚いた
洸希｢お前名前は？｣
『市川Aだけど…』
洸希｢Aね、放課後迎えに行く｣
『ちょっと待ってよ、アンタ本気！？』
洸希｢何で？俺の事が好きで付き合いたいんだろ？｣
『いや…っ、それはちょっとした諸事情が…』
洸希｢知らねえーよ、とにかく勝手に帰んなよA｣
そういって私の横を過ぎていった田中洸希
あんな｢あの田中洸希が…｣
彪馬｢えーっと…おめでとう…？｣
『おめでとう？あははは……全然めでたくないわボケぇぇぇぇぇぇ！』
夢ならどうか覚めてくれぇぇぇぇ！！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 159人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花姫(ソヨン)(プロフ) - miyuさん» ありがとうございます！続けるかは検討中です！頑張ります！ (2019年8月28日 12時) (
レス) id: 0da49b69df (このIDを非表示/違反報告)
花姫(ソヨン)(プロフ) - みーなさん» ありがとうございます！続けるのは今検討中です！ (2019年8月28日 12時) (レス) id: 0da49b69df (このIDを非表示/違反報告)
miyu(プロフ) - とても感動しました！！番外編もちょっとみたいな〜なんて思ってますwwwこれからも頑張ってください！！ (2019年8月27日 23時) (レス) id: 91b1a5005d (このIDを非表示/違反報告)
みーな(プロフ) - 感動しました！洸希くんsideと颯くんsideで読みたくなりましました！今後の展開も気になります！ (2019年8月27日 18時) (レス) id: 4620c3e1c6 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(ソヨン)(プロフ) - みーなさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年8月26日 17時) (レス) id: 57af53f388 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：咲希(ソヨン) | 作者ホームページ：
作成日時：2019年6月7日 17時
