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やっと来た退勤時間。
何故か私が裏口から出ると
和哉たち全員が揃っていて。
｢ここスタッフ専用出入口ですけど。｣
洸希｢ふは、勤務おつー。｣
ほらいくぞ、なんて腕を引っ張り、4人並んで歩く。
楽｢いやー、Aがまさか、あんなところで働いてるとはなぁ。｣
洸希｢マジ今日はめちゃくちゃ笑ったわー。
腹筋と表情筋筋肉痛なりそ。｣
楽｢洸希めちゃくちゃ爆笑してたもんね笑｣
洸希｢あんなのみたら笑うしかないだろ。
まあまあ似合ってたし笑｣
おもち｢可愛いものいっぱいあった！カラフルな空間、幸せだったなぁ♡｣
みんなそれぞれ勝手に余韻に浸っている中、(最悪)
疑問に思ったことがひとつ。
｢てかそのおもちくん誰。｣
楽｢ああ、壮吾？｣
壮吾｢はい！僕伊藤壮吾です！
楽と同じクラブで仲良くなったんだ。
同い年だよ！｣
｢あ、そうなんだ。
初対面の人にあんな姿見られるとか…ほんと、今日は厄日だ…｣
壮吾｢大丈夫！Aちゃん可愛かったよ！
ほら、和哉も可愛いすぎたあまりトイレに…｣
洸希｢おぉっと。ちょっと壮吾くん黙ろうか？｣
壮吾｢なんでよ！｣
なんでよ、なんて言う割に可愛い目ででニヤつく壮吾くん。
うん、策士だな。
本当はこれ絶対黙らされた理由わかってんな。
さっきまで死んだ目をしてた和哉も
壮吾くんのほっぺをつねりだすし。
楽｢ほんとに壮吾はあざといよねー。｣
和哉｢お前もあそこで働けば。｣
｢待って壮吾くん男の子だから。｣
この顔ならいけんだろ、なんて訳の分からないことを言う洸希は
今日は本当に正気じゃないのかもしれない
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すみません、壮吾くんの年齢を設定として変えさせていただきました
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作者名：咲希(ソヨン) | 作者ホームページ：
作成日時：2019年3月26日 13時
