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8話 ページ8

「しかし、黙って従っていたほうがそなたのためだぞ」




A「お言葉ですが、私が従うのは上司とあの人だけでございます。




貴方達に従う気はない。」






もっとも、あの人はもういないんだけど。






「じゃあ、そなたと同じ不老不死の人物がいるとしたらどうだ?
少しは興味が湧くだろう?」






A「……ご冗談を。」






「その人物が、そなたの求めている者だとしたら?」






A「……お黙り下さい。」






こいつらは、人の傷を抉るのが得意らしい。








「悪い話ではなかろう。


そなたは誰よりも奴を想っていたからな。」






A「……黙って。」






心の中で色んな感情が渦巻いている。




もし、今の自分に色があるなら、絶対に黒だ。







「お前の求める者など知っている。





我等に従うならば、その願いも叶うだろう。」







A「黙れ!!!」







私の一言で辺りはシンと静まり返った。






A「下らないことを言わないで。




帰らせて頂きます。」








奴らに背を向けて、振り返らずに部屋を出る。







『不老不死の人物がいるとしたらどうだ?』




・・・ありえないっての



でも、それが本当だったとしたら・・・?





いや、どうでもいい。奴らの手など借りない。






『それが、そなたの求めている者だとしたら』






ふざけるなよ……。







A「………ん?」

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ジャス民茶(プロフ) - ありがとうございます!! (2017年4月9日 13時) (レス) id: 78a706b18a (このIDを非表示/違反報告)
狂夜 - 続き待ってます。 (2017年4月4日 15時) (レス) id: 3600cee874 (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民茶(プロフ) - はい (2017年4月3日 15時) (レス) id: 78a706b18a (このIDを非表示/違反報告)
陽実 - 黒鉄莉威@こみゅボード使えませんさん» 何があった!?・・・頑張りまぁす。 (2016年12月10日 16時) (レス) id: 9fb101687e (このIDを非表示/違反報告)
陽実 - 黒鉄莉威@こみゅボード使えませんさん» ありがとうございます!もうちょっと早くできるように頑張ります! (2016年12月7日 14時) (レス) id: 9fb101687e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:陽実 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2016年7月1日 15時

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