【あんスタ】『偽物警報』

７．『影の敵』は何者か ページ7

場所:棺桶


影の敵(おい、あんた…ちょっと起きろ)

零は『影の敵』に起こされた。

零(…なんじゃ？…邪魔はするでないと言ったじゃろ……)

影の敵(『影』が現れた、今すぐ行くぞ)

零(…………………)

影(…寝た振りしても無駄だぞ……それにいいのか？このままでは確実に魔法使いは死ぬ…………)

零(……なんじゃって？なんで夏目君が死ぬんじゃよ……？)

影の敵は深刻そうに溜め息をついた。

影の敵(やつ…『影』は人を殺すのが大好きだった…それは今となっても変わらない……だから自分が実体…つまり体を持つことができるパラレルワールドに引き込み人を殺す……。何もこれがはじめてのことではない、今までもアイドル科の人間を連れ込んでは殺している)

零(ん？………人を殺したのは…女子生徒じゃなかったかえ？)

影の敵(どうやら間違って伝わったみたいだな……いや、間違いという訳じゃないが…)

零(ややこしいのう……まあ、よい。夏目君のピンチとあれば我輩は老体に鞭を打って助けにゆくぞい)

影の敵(ややこしいことについては後で言う。ひとまず……秘密の部屋……魔法使いの使っている部屋のようだ。そこへ向かってくれ)

８．役者は三人→←６．ゲーム

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す