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34.登山? ページ34

場所:裏山(中腹?)

夏目「裏山っての○太の学校みたいだよネ」

アカリ「あーそうだね〜
僕が君達の世界で生きていた時もやってたね…
……ところで、」

夏目「どうしたノ」

アカリ「君達は公園知らないんだよね?
本当にこっちの道であっているの?」

夏目「合っているんじゃなイ?
そうでショ、零にいさん?」

零「なんで我輩に聞くんじゃ?」

夏目「エ?だって先頭で歩いてるのハ、零にいさんでショ…」

零「夏目君がこっちじゃって言うから……」

雲行きの怪しい会話に思わず入っていくアカリ。

アカリ「え!?
…………じゃあこっちだっていう確証はないの!?
僕達迷子〜とかないよね?」

しーんとその瞬間全員が押し黙る。

ヒカリ「……………」

しかし、ヒカリの様子は違った。

確かに黙っているが、そもそも山を登り始めた時からずっと黙り続けているのである。

零は最初は道を覚えていないから、黙っているのだと思っていたのだが、何処か違う気がし始めていた。

まるで人形のような目をしていて、でも洗脳されていた人とはまた違う目。

ヒカリは皆が言い争い始めようとした丁度その時____声を出した。

ヒカリ「アソコニミエルノハ、『ブランコ』デハナイデスカ?」

機械の様な声。

誰もがそう思うような、そんな声でヒカリは言った。

だが、それに対して何か言う人間はいなかった。

それよりもブランコを見つけたことに意識がいっていて誰も気付かなかったのである。

35.事実とは(壱)→←33.思い出の場所は何処に?



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夜桜凛(プロフ) - 孤影色羽さん» いえいえ、全然大丈夫っすよ! (2017年3月29日 0時) (レス) id: 6245cde835 (このIDを非表示/違反報告)
孤影色羽(プロフ) - 夜桜凛さん了解です、修正致します。 ご迷惑おかけしてすいませぬ。 (2017年3月27日 21時) (レス) id: ad3a3184a3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜凛(プロフ) - 25話の零さんのセリフ、「襲いかかって」が「遅いかかって」になってますよ! (2017年3月26日 23時) (レス) id: 18db37ab0a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:孤影色羽 | 作成日時:2017年2月24日 22時

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