検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:12,202 hit

11.『ヒカリ』(1) ページ11

場所:手芸部の部室

夏目「……君に聞きたいんだけド」




改まって夏目は聞きたいことがあった。



ヒカリ「……構わない。だが『終わり』が迫っていることを忘れるな。移動しながらならば話す。」




夏目「僕もそのつもりだヨ。」



夏目がそう言うと二人は立ち上がり、『偽物』を探しつつ話し始めた。




ヒカリ「…聞きたいこととは何ぞ…?」




夏目「零兄さんに話を聞いて、さらに僕は秘密の部屋で日記を読んダ。で、疑問が出来たんダ。



零兄さんの話だと告白して振られ、逆恨みで殺しタ。



でも日記を読むと、違ウ。まるで日記の主の敵打ちのようだと僕は感じタ。




どちらも嘘には思えない、この『ゲーム』を終わらせる為にはそれを明白にしないといけなイ………僕はそんな気がする………教えてくれるかナ…?」




ヒカリは少し考え込んでいたようだったが、何かを決心したのか…もしくは夏目を欺くのは無理と判断したのか……とにかく話始めた。




ヒカリ「答えは…………『どっちも』ってところか。まあ結末だけではつまらない、遠い昔話を話始めようか。」





ヒカリは相変わらず淡々とはなしていたが、一瞬悲しげに微笑んでいたように夏目には見えていた。

12.『ヒカリ』(2)→←10.どこか違う



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.7/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夜桜凛(プロフ) - 孤影色羽さん» いえいえ、全然大丈夫っすよ! (2017年3月29日 0時) (レス) id: 6245cde835 (このIDを非表示/違反報告)
孤影色羽(プロフ) - 夜桜凛さん了解です、修正致します。 ご迷惑おかけしてすいませぬ。 (2017年3月27日 21時) (レス) id: ad3a3184a3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜凛(プロフ) - 25話の零さんのセリフ、「襲いかかって」が「遅いかかって」になってますよ! (2017年3月26日 23時) (レス) id: 18db37ab0a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:孤影色羽 | 作成日時:2017年2月24日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。