弐拾参話 ページ25
斎藤「世話のかかる女だ」
剣心「紗季は、愛するものを失い彼岸花を咲かせた………その彼岸花を枯らせられるのは、蒼紫……お主だけでござる」
蒼紫「彼岸花を枯れさせることは、簡単なことじゃない…………あの幕末から日が経ち志々雄を倒す為に奥義を習得している彼岸花を枯させるのは、紗季を殺す勢いでなければ無理だ」
剣心「だが、紗季をあのままにしておけないのも分かっているでござろう………紗季は見た目に寄らず心が弱いでござる」
斎藤「放っておいても問題ないと思うがな…………」
相楽「どういう意味だ斎藤」
斎藤「自ら命を絶つってことだ」
蒼紫と剣心以外は、驚いていた
剣心「探しに行くでござるよ」
蒼紫「ああ」
剣心「薫殿たちは、葵家に戻るでござる」
弥彦「でも」
剣心「大人数で探せば紗季は、敵だと勘違いする可能性があるでござる」
相楽「そうだな………彼岸花をよく知る剣心たちで探す方が速いかも知れねぇな」
神谷「気をつけてね？」
剣心「分かっておるでござる」
剣心、蒼紫、斎藤が紗季を追い
相楽たちは、葵家へ戻った
剣心たちは、紗季が何処にいるか考えなくても分かっていた
曾て、紗季を守った男が死んだ場所であり彼岸花が咲いた場所
蒼紫「紗季」
剣心「やはり此処に居たでござるか」
斎藤「…………」
紗季「殺せ」
剣心「それは蒼紫が許さぬでござるよ」
紗季「…………」
蒼紫「紗季、東京へ戻ろう」
紗季「……」
蒼紫「東京に戻り、ゆっくり生きよう」
紗季「まだ、生きろと言うの？………」
蒼紫「お前が東京を選んだのは、緋村が抜刀斎になったら直ぐに対応できるよう考えてのことそれは、抜刀斎を知るものにしか対抗できないことを知っているからだろう………そして、回りの人間が危険に晒されないように不滅を願うお前の意思」
斎藤「さっさと東京に戻って隠居しろ」
紗季「…………」
剣心「彼岸花、紗季を還すでござる」
彼岸花「女を還して欲しいならこの彼岸花を倒すんだな…………幕末を生き抜いたもの通し」
彼岸花は、埋めて隠していた亡き男の刀を持つ
斎藤「刀だけが見つかっていないと思っていたが」
彼岸花「喋る余裕があんのかよ！！」
彼岸花は、問答無用で斎藤に斬りかかった
斎藤は、いつものように防ぎ牙突を繰り出した
それを交わして緋村へ斬りかかった彼岸花
剣心「彼岸花、お主も分かっているでござろう？」
彼岸花「………」
蒼紫「緋村、手を出すな」
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舞(プロフ) - 続き更新お願いします！ (4月8日 15時) (
レス) @page29 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
和南(プロフ) - 最初の序章のところでお庭晩秋ではなく御庭番衆では？ (10月13日 21時) (レス) id: 8738161eae (このIDを非表示/違反報告)
�盒恐衞� - 面白かった！続きが見たいな〜 (2021年5月31日 17時) (レス) id: 2ec3003677 (このIDを非表示/違反報告)
黒の組織LOVE(プロフ) - Raiさん» すみません、修正します (2020年8月30日 1時) (レス) id: de7d22e526 (このIDを非表示/違反報告)
Rai - 黒の組織LOVEさん» 後よくアニメで見ましたが京都編では志紫雄真実じゃなく志々雄 真実だと思います間違ったらすみません。 (2020年8月30日 0時) (レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
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