実姉は、シャンクスと一緒〈ONE PIECE〉

動物の王 ページ21

ホンゴウは、Aに無理矢理、海王類の手当てをするよう言われ、小舟で診ることに


ホンゴウ「岩石にぶつけたか？」

A「………海軍の砲撃だって」

ホンゴウ「話せるのか！？」

A「え？知らなかった？」

クルー「聞いてねェ！」

シャンクス「まさか」

ベックマン「………伝説の王か」

ヤソップ「動物の王(アニマルキング)」

A「なにそれ？」

ホンゴウ「全ての動物の王………」

A「…………」

シャンクス「動物の悪魔の実の食べた奴でさえ、動物の王(アニマルキング)に逆らえない」

A「！」

ベックマン「お頭」

シャンクス「…………A、決して海軍の前で使うな」

A「…………保証は、できないよ？」

シャンクス「……………可能な限りでいい」

A「…………」

ホンゴウ「これで大丈夫」

A「ありがとう」


海王類は、Aに懐いた様子だった



それから暫く、その海王類は、共に行動していた
戦闘で落ちたクルーたちを拾ってくれるなどしてくれた


A「ありがとう」

海王類「♪♪」

A「………」

シャンクス「A、そろそろその海王類ともお別れだ」

A「！…………」


Aは、海王類にそう伝えた
海王類は、理解したように海底に帰っていった


A「……………」

シャンクス「寂しいか？」

A「…………ぅん」

シャンクス「スネイク、町みたいな奴に寄りたい」

スネイク「わかった」

ベックマン「また、お頭の甘やかしが始まった」

ルウ「仕方ねェよ」

ヤソップ「お頭は、Aに弱いからなァ」


そんな話しもつかの間、前方に海軍の船が数隻


A「おー、また海軍」

シャンクス「………」

ヤソップ「ありゃ、ダルメシアンとドーベルマンの軍船だ」

ベックマン「Aは、下がっていろ」

A「えー、いつも戦わせてくれない」


そんなことしていたら大砲を撃ち始める海軍
そこからダルメシアンとドーベルマンが飛び出してきた


シャンクス「中将たちか」


戦闘態勢になった赤髪海賊団だが

ドーベルマン「ッ！！」

ダルメシアン「！！」


ドーベルマンとダルメシアンの様子が急変


A「………ワン」

クルー「！」

ダルメシアン「ワン！！！」

ドーベルマン「ワン！！！」

シャンクス「まさか！」


A「回れ右、自分の船を沈めろ」


Aの指示に中将たちが従った

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