7 ページ9
近藤さんが出掛けたあとに総悟と土方さんが来て、近藤さんを連れ戻しに行くぞと二人に手を捕まれて屯所を後にした
紗季[何処行くの?]
土方[本来、未成年禁止の店だが俺たちといりゃ問題ねぇ]
沖田[俺も未成年でさぁ]
と言いながら【すまいる】と言うキャバクラに入るとお化粧などをした女性たちが土方さんを取り合い始めた
紗季[だめえええええ]
全員[!?]
紗季[副長は、誰にも渡さない!!]
土方[紗季………]
紗季[帰ろ!近藤さんがこんなところに居るわけ]
近藤[何だ、トシたちじゃないか……さっきの叫びは、紗季か]
紗季[近藤さん!!]
土方[帰るぞ近藤さん]
近藤[やだ!俺は、まだ飲むんだお妙さんと]
沖田[近藤さんも一途だからなぁ]
と私たちは、近藤さんの席へ行くと桃色の着物を着た女性が一升瓶持って荒れていた
回りは、女性とお酒ばっかり
紗季[……………]
土方[紗季?]
沖田[土方さん取られると思ってるんでさぁ]
土方[………紗季]
紗季[土方さんは、私が守るの………]
正直、泣きたいほどだった
だけど真選組の人間として泣くのは、駄目だと思い女性を土方さんに近付けないように警護する
?[近藤さん、誰なんですか?この女の子]
近藤[武州に居た頃、共に生活を送った仲間です]
お妙[可愛いですね]
近藤[そうでしょ?………あのトシでさえ溺愛するほど可愛いんです]
土方[近藤さん]
?[あの真選組鬼の副長が未成年の子供がタイプだなんて]
?[警察って名前だけで中身は、ゴリラとロリコンだわ]
なんて聞こえてきたがその後の言葉を聞いた土方さんが激怒
?[でもあれの何処が可愛いのかしら]
土方[俺や近藤さんを悪く言うのは、構わねぇがな!紗季を悪く言う奴、叩き斬ってやる!どのアマだ]
?:[ΣΣΣ]
土方:[チッ………紗季帰るぞ]
紗季[わっ!]
土方さんは、女性が昔から苦手だと聞いていたけど今日は違うような気がした
土方さんは、私を抱き上げてその場から立ち去った
近藤[すみませんお妙さん………トシは、紗季を一人にしたことを悔やんでてなぁ]
お妙[どう言うことですか?]
近藤[訳があってな………紗季は、俺達をずっと武州で帰りを待っていたらしくて]
お妙[お年は?]
近藤[確か16歳です]
お妙[新ちゃんと同い年………でも凄く大人ですね]
近藤[いやいや、餓鬼ですよ……特にトシのことになると]
沖田[近藤さん、俺は帰りますぜ……]
近藤[何だかんだ言ってもお前も紗季を妹のように慕ってたからな心配なんだろ
沖田[…………]
6人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜宵桜 | 作成日時:2018年12月15日 17時