君がお前が好き 【銀魂】[土方]

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その男は、綺麗な白銀の髪を靡かせ新月の夜を舞いながら攘夷を相手にしていた
だが、そこへもう一人の真選組の制服を着た男が駆け付けてきた

？[真選組隊士が襲われていると思い駆けつけてみたが………こんな所で何をやっている土方君]
土方[お……お前は]
紗季/狐刀[？]


私は、知らないその男と土方さんは知り合いであった
屯所に帰ると私以外は、その人を【先生】と呼んでいた
踏まれたりした土方さんを狐刀？と一緒に運んだ手当てをした

土方[紗季]
紗季[ん？]
土方[あいつをどう思う？]
紗季[メガネのこと？]
土方[………ああ]
紗季[嫌な臭いしかしない………怪しい人かな……まぁどんな人であろうと私は、土方さんしか興味ないし支える気もないよ]
土方[…………あとそいつ]
？[…………厄介な妖刀を手にしたようだなお主]
土方[………お前は一体]
？[狐刀さ………名前の通りだ]
紗季[新月の夜だけその姿になる的な？]
？[いや、主に危険が迫った時は我が戦い危機を回避する]
紗季[つまり私が危険だったからその姿になって戦ってくれた………そう言うこと？]
？[ああ………]
紗季[名前は？狐刀じゃないよね？]
？[主が決めてくれ]
紗季[え]
？[我の主は、貴殿だ………お主の好きな名前に]
紗季[！…………じゃあ桜狐]
桜狐[桜と狐………悪くない]
紗季[桜狐は、妖刀がどんななのか分かるの？]
桜狐[………その男の刀は、…………]
紗季[？]
桜狐[ヘタレたオタクの怨念が宿されてる厄介な妖刀だ]
土方[………]
紗季[………土方さん]


それから色々なことがあり土方さんの意思も日に日に………オタクとなっていて
土方さんがクビにされた日に私も辞職したのだけど………

土方『紗季、コレ着て欲しいでござる！！』
紗季[ぅ…………ぅん]

普段の土方さんが絶対選ばない洋服(ﾛﾘｰﾀとかｺｽﾌﾟﾚ)を推してくる


紗季[と言う訳なんです]
銀時[ロリコンがオタクって………最低だな]
新八[紗季さんは、いいんですか？]
紗季[元の土方さんの方が好きだけど………でも………ねぇ？]
土方『神楽氏、その中華服はさては〜「中華少女パパイヤ」のｺｽﾌﾟﾚでござるな かなり完成度が高いね！！ちょっと写真撮らせてもらっていいかな』

とオタク化した土方さんは、神楽ちゃんに夢中だった
私は、そんな土方さんに怒りを覚え後ろから殴った

土方『嫉妬でござるか！紗季氏』
紗季(怒)[土方さん返せ、このヘタレオタク]

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