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大丈夫大丈夫、落ち着いて、って、何も言われてないのに瑞稀がそう言っているような感じがして、出かけてた涙も引っ込みそうになる。
雷が一瞬止まった隙に、ソファに座った瑞稀がここおいでと膝の上を叩くから私もその上に乗った。
昔から、雷の時はこうして抱っこして大丈夫って言ってくれてたっけ。
「大丈夫だよ、俺いるから」
「瑞稀…」
「ふは、苦しいって」
苦しいとか言いながら、私の腰に手を回してくれる。
いつもは意地悪なくせに、私が弱ってる時だけはものすごく優しくなるから嫌いになれないんだ。
瑞稀にぎゅっと抱きついていたその時、さっきより大きな雷がドーン！！と落ちた。
「…っ！」
「近いな」
「みず、無理、」
耳を塞いでも聞こえてくる雷。
瑞稀がトントン、と手をつつくから耳を覆う手の力を緩めれば、私の手を自分の背中に回した。
瑞稀の服をぎゅっと握っても、瑞稀が耳を塞いでいてくれても、大きな音は私の脳まで入ってくる。
無理だって首を振ると、見かねた瑞稀がごめん、と小さく呟いて。
次の瞬間、唇が重なった。
「ん…！？」
「こっち集中して」
この前まで触れるだけだったのに、くっついて離れてを繰り返す。
その後ははむはむと啄むようにしてきて、頭が沸騰しそうだった。
されるがままにされてたら、今度は瑞稀の舌が私の中に侵入してきて。
「ん…っ、みずっ、」
瑞稀が耳を塞いでるせいで、私の脳は水の音で埋め尽くされて。
雷の音なんて聞こえなくなった。
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Ｈ・Ａ・Ｆ - とってもキュンキュンしました。次の作品が楽しみです。頑張ってください😁 (2022年7月9日 17時) (
レス) @page24 id: df48684e0a (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - あすかさん» こちらこそありがとうございました！これからもよろしくお願いします(^^) (2020年4月21日 3時) (レス) id: 17a30211a5 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - めちゃくちゃおもしろかったです！！！ありがとうございました！届けも楽しみにしてますね！ (2020年4月21日 2時) (レス) id: 43e5849697 (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - みいさん» わ〜！ありがとうございます嬉しいです(；_；)これからもよろしくお願いします！ (2020年4月21日 0時) (レス) id: 17a30211a5 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - コメント失礼します。最後までとてもいい作品で感動しました！！（ ; ; ）ほんとに私の楽しみって言っていいほどこの作品が大大大大好きでした！！ (2020年4月20日 23時) (レス) id: 57d452a263 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まれぴゅま
| 作成日時：2020年2月28日 23時
