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「ま…っ、みずき、」
「…ん、ごめんな」
顔を離したかと思えば、頭をポンポンと撫でてまた抱きしめる瑞稀。
馬鹿、と呟けばはいはいと言いながら背中を摩ってくれた。
「チャラいとか思ってんだろ」
「思ってるよ」
「Aにしかしないんですけど？」
「だって付き合う前なのに、！」
「雷怖いんだろ、仕方ねぇじゃん」
まぁそれはそうだけど、他にもいろいろやり方あるでしょ。
そう言いたいはずなのに、その言葉が口から出ることはない。
グリグリと額を擦り付ければ、痛いわと頭をペシンと叩かれた。
「ちょっと静かになったかな」
「ほんと？」
「だってもう聞こえねぇじゃん」
「…確かに」
「ふは、泊まってってやろーか？」
「………ん」
「は、？」
完全に冗談のつもりだったんだろうけど、頷いた私を見て目を丸くする瑞稀。
だって雷の後って怖いじゃん。
でも、そういえば2人きりでお泊まりなんて初めてかもしれない。
瑞稀は悶々と何かを考えた後、私を膝の上から降ろした。
「風呂入ってくるから待ってろ」
「あ…私もまだだった」
「風邪引かないようにな」
「瑞稀の方こそ、大丈夫？」
「男子高校生ナメんなよ」
そう言った瑞稀は私の頭をくしゃりと撫でて1度自分の家へ戻って行った。
好きじゃないのに、幼馴染なのに、頭を撫でるのなんていつものことなのに。
キスのせいか、心臓がバクバクと鳴り止まないのは、何でなんだろう。
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Ｈ・Ａ・Ｆ - とってもキュンキュンしました。次の作品が楽しみです。頑張ってください😁 (2022年7月9日 17時) (
レス) @page24 id: df48684e0a (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - あすかさん» こちらこそありがとうございました！これからもよろしくお願いします(^^) (2020年4月21日 3時) (レス) id: 17a30211a5 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - めちゃくちゃおもしろかったです！！！ありがとうございました！届けも楽しみにしてますね！ (2020年4月21日 2時) (レス) id: 43e5849697 (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - みいさん» わ〜！ありがとうございます嬉しいです(；_；)これからもよろしくお願いします！ (2020年4月21日 0時) (レス) id: 17a30211a5 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - コメント失礼します。最後までとてもいい作品で感動しました！！（ ; ; ）ほんとに私の楽しみって言っていいほどこの作品が大大大大好きでした！！ (2020年4月20日 23時) (レス) id: 57d452a263 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まれぴゅま
| 作成日時：2020年2月28日 23時
