チラリどころじゃない ページ20
『夢だけど･･･夢じゃなかった･･･』
どこかで聞いたことある台詞を素で言ってしまいたくなる程凹んだ状態で起きた私は･･･頭を抱えていた。
やらかした意識はあるのだが･･･これからどうしていいか分からない。
1人部屋で寝かせてもらったようで、傍に2人はいないものの、この部屋から出るのに勇気が欲しかった。
幸いまだ朝早くて2人とも起きてはいないようだ。
今のうちに着替えて･･･の前に朝風呂に行ってサッパリしてこようか。
そんな事を考えながら隣の部屋へと続く襖をそっと開けてみる。
『ーーーーーっっっ!!!!』
やばいやばいやばいやばい!!!
2人とも寝顔超可愛いっっ!!!
カズミンが布団抱きしめて寝てるし、何より貴利矢さんの無防備な顔って!!!
眼福だけど鼻血出る！尊い!!!
あ･･･ヤバすぎてなんか泣きそうだわ、私。
ファン根性丸出しなんだけど、ファンには味わえないこの現実に一瞬幸せを感じたわ。
ダメだ･･･ここから出て2人を起こしたらこの幸せタイムが終わってしま･･･ゲフンゲフン･･･お、起こしたら可哀想だからね！
自分にそう言い聞かせていると、もうひとつの扉を見つける。
『あれ？こんなのあったっけ？』
昨日は寝ているだけで部屋の散策なんかしてなかったから、こっちに何があるのか見ていなかった。
音を立てないようにそっと扉を開けると、そこには今向かおうとしていたお風呂があった。
『内風呂付きだったんだ！しかも露天風呂とか素敵すぎ!!』
一気にテンションが上がった私は早速入ることにした。
･･･カポーン
『朝風呂って･･･なんでこんなに落ち着くのかねぇ♪』
手早く支度をして湯船に浸かると、力が抜けてホッとした。
これでお風呂から出たら、きっと2人とも起きてるだろうから･･･兎に角迷惑かけたこと謝ろう。
あの事は･･･申し訳ないけど後回しだな。
『だって･･･どうにも出来ないし･･･』
小さく呟いて外を見る。
今日もいい天気だ。
こんな日に腐っていたら勿体ない。
謝って、笑って、元気にご飯食べよ！
そう思って湯船から出ようと立ち上がった。
ーーーーガチャッ
｢なに？九条知らなかったの？こっちに露天風呂あるんだぜ！ほらっ！｣
『･･･････････』
｢｢!!!!｣｣
『･･････えっ？』
｢Aちゃんごめんっっ！見てないっ！見てないからっ！｣
ーーーバタン！バタバタ･･･
あれ？今2人と目が合ったような？
『ええええええええっっ?!』
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koji(プロフ) - こんばんわー！悩みますでしょ！『できてるよ』は神回です！そして…何故か私の推しは必ず消えてしまうというオチがつく(´；ω；｀) 更新は前に比べてゆっくりですが頑張りマース！ (2018年11月15日 0時) (
レス) id: 5445fdb9a8 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - こんばんは〜！貴利矢とかずみん、、、はぁぁあ、、本気で悩みますね！『できてるよ』の変身で完全にやられましたので笑 正に夢小説ですね！！私もどっぷり夢みさせていただきま〜す♪ (2018年11月14日 23時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koji | 作成日時：2018年10月13日 2時
