the other side of love【4】 SatoshiSide ページ30
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ニノの隣に座る。
距離を詰めて、ぴったり座りなおしてから
じーっとニノの横顔を見た。
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和「・・・なんすか」
智「茶、したんだってさ」
和「だから。さっきからあんたなんなのよ(笑)聴こえてるっての」
智「翔ﾁｬﾝとだよ？おしゃれなとこ行ったよな、絶対」
翔「いや、俺じゃなくAﾁｬﾝの知ってる店行ったんだけど」
潤「ニノのことなんか言ってた(笑)？」
翔「あぁ言ってたといえば・・言ってたか。でもあれだよ？悪いことじゃなくてさ。
ニノの映画を見に行った話とか・・・」
和「・・・は？」
翔「いやだから、映画ね？見に行ったんだって・・って知らねぇの？」
和「何も、聞いてない」
翔「じゃぁこっそり見に行ったんじゃね(笑)？」
潤「いいねぇなんかそれ。敢えて何も言わずに行くってよくない？」
智「俺もまだ見てねぇな」
和「どうせよくわかんねぇとか言うからいいよ」
智「ごめん(笑)」
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見たいんだよ。
見たいんだけど、なんかもうあらすじ聞いてるだけで頭グルグルすんだよ。
”いつかDVD出たら一緒に見よ(笑)”
そう翔ﾁｬﾝが俺に言ったと思ったら急に、またニノの方を向いた。
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翔「あっ、それで桜のこと思い出したんだ」
雅「はっ？なにで？」
翔「ニノ知ってた？Aﾁｬﾝ、桜がこの世で一番好きな花だって」
そう聞かれたニノは、大きく息をついてから。
和「へぇ」
とまた、さっきよりもぼんやりな返事をした。
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簡単に返せる答えでも
ニノは、なんかこうゆっくり噛みしめるように答える。
Aちゃんのことになると、ゆっくり大切に答える。
そんな気が、俺はする。
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翔「でもさ、すっごい好きなのにじーっと見てると怖いような
寂しいような気持ちになるんだって。桜って」
潤「あー・・・それちょっと俺わかるかも。夜桜とかさ、すっげぇキレイなのに
なんかぞくっとするときない？」
雅「・・・俺、ない(笑)」
翔「桜の木の下に住みたいって話を、茶しながらしてきた(笑)」
和「なんじゃそら(笑)」
乾いた声でニノは笑って、俺の方をちらっと見る。
その目は全然笑ってなくて、一瞬ゾクっとした。
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にゃんこ?(プロフ) - わー、もうすきです。何回読んでも泣けます。感動作です。大好きです。 (2015年10月24日 23時) (
レス) id: 7cd6255155 (このIDを非表示/違反報告)
キィ(プロフ) - ものすごくいいです( ;o; ) (2014年12月31日 12時) (レス) id: a8abba2e9b (このIDを非表示/違反報告)
しゃむ(プロフ) - やばいっ// (2013年12月29日 20時) (レス) id: 62a7618415 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃ - にの、やばいwwめっちゃかっこよす(^o^)/ (2013年12月29日 2時) (レス) id: 20a30ec314 (このIDを非表示/違反報告)
Seira(プロフ) - 綾香嵐さん» とんでもなく遅いレスでごめんなさい（泣）コメント欄に気づかずとはいえ失礼いたしました（´pωq）続きも読んでいただけたなら嬉しいです…♪泣いてもらえて感謝カンゲキ(*´∀`)♪ありがとうー☆ (2013年10月25日 1時) (レス) id: 6e5f42385e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Seira
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/seiralist/
作成日時：2013年1月27日 21時
