恋する理由【Nino】 (ページ19)

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19:ご機嫌斜めページ19

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和「で。そこのお二人さん」

雅「はっ、はい？」

和「見に来ただけなら、もう用はすんだよね？」

智「腹へったな」

和「・・・おっさん、あなた何しに来たの」

智「ありゃ、なんだったっけ(笑)」

雅「お、俺トイレ借りるんだった・・・ちょっと行ってくるねっ」

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細身ですらっとした体を、彼なりにちっちゃくして(笑)

相葉君はトイレに走って行った。

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和「だからさ、一体なに＿＿」

「大野君、ハンバーグ食べる？」

智「おっ、食う食う！」

和「すすめてんじゃねぇよ！」

「だっていっぱいあるもーん」

智「だって食べたいもーん」

「あはは(笑)かわいー♪」

智「でしょ。俺ね、結構かわいいの(笑)」

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笑いながらお皿を出そうと横を向く。

と、顔がくっつきそうなほどの距離にカズが立ちはだかった。

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「・・っちょ、ちょっと何よ」

和「なに、もてなし、てんだよ」

「え？せっかくだし、いいじゃない」

和「お前が決めることじゃねぇーだろ」

「じゃぁ、もてなしていいでしょうか？ご主人様♪」

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どうせ一緒に食べることになる空気なのに。

なんでごねてるのかわからない。

ニッコリわらってご機嫌とってみようと笑顔で言ってみた。

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和「・・・かわいいスッピン晒しちゃって♪」

「嫌味でしょそれ・・・なによ、スッピンって気づかなかったくせに」

和「見た瞬間気づいたわ。ハンバーグがハンバーグ焼いてるって思ったわ」

「なっ、なにそれ！あたしそんなひどくないもん！ねぇ、大野君！」

智「んふふ(笑)」

和「ぁに笑ってんだよ」

「そうよ、そこまでひどくないって言ってよ(泣)」

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和と一緒に大野君を見つめると

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智「アッチッチだな、こりゃ(笑)」

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大野君はゆっくりソファに寝そべりながら言った。

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