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あ「ただいま〜」
リビングに入ると
ひかりがすかさず私の持ってる白い箱に興味津々で
ひかり「何買っきてくれたの！？
え...ちょっとこれって...
有名なとこのケーキじゃん！！」
あ「和くんが買ってくれたの！
手洗ってから準備するね！」
ひかり「子犬、よくやった！」
和「子犬って呼ぶなや」
翔「ケーキ...」
ひかり「翔もしかして...甘いもの無理とか？」
翔「その逆。
俺、ケーキちょー好きなの！！
しかもこの前二店舗目出したとこのやつだろ？
１回食ってみたかったんだよなぁ」
私たちと同じくらい
目を輝かせてる翔
翔「二宮...ありがとな！
代わりに英語の成績上げといてやる」
ひかり「まじで！？」
なんでひかりが興奮してるの...
和「いや、それはダメだろ！」
うん、和くんの言う通り...
翔「冗談に決まってるだろ」
和「冗談じゃなかったらいくらでも賄賂渡しますよ」
賄賂って...笑
ケーキをお皿に移して
コーヒーも一緒に持っていく
一人一人違うケーキを食べて
感想を言い合ってるけど
私が気になるのは目の前で和くんが食べてるチーズケーキ
さっきから
うまい。しか言わないし、
美味しいことは見てたらわかるんだけど
一応...その...私が食べたかったひとつだし...
ちょっとくらいくれないかなー？
なんて思ってたら
和「そんなに見られてたら食べづらいんだけど...」
あ「あ...ごめん！」
和「あのさー。顔に出すぎ！
ほら、これ食っていいよ」
目の前に置かれたチーズケーキ
やっぱり和くんの方が大人だと思う
私がこどもなだけなのかもしれないけどさ...
あ「ありがとう！」
一口食べると
見た目はフワフワなのにすごい濃厚で
とっても美味しかった
ひかり「あたしも、もーらいっ♪」
翔「じゃあ俺も！」
結局みんなちょっとずつ食べては回すから
全部のケーキを食べることが出来た
食べながら楽しく雑談してたら
ひかり「そういえばさ...
Aって学校ではどんな感じなの？」
え...いきなり何聞いてるの...
翔「生徒思いだよね、すごく。
真面目なんだけど重くない感じで
生徒からの人気もすごいよな、二宮？」
和「まぁ、そんな感じ」
恥ずかしくて顔が上げられない///
ひかりの質問攻めは続いたけど
翔「そろそろ帰ろうかな」
翔のこの一言でお開きになった
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作者名：#Y | 作成日時：2018年1月17日 0時
