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17話。 ページ22

A「宇髄...先生っ...!」


冨「...何だ、今話をしていたんだが。」


宇「わりーわりー、つい屋上から声が聞こえたもんで。」


冨「......」


宇「それと。三年の胡蝶から何だが...またAを叩いたらどうなるか...分かってますよね?って
  言ってたぞ。...さすがにヤバいんじゃねえの?」


冨「...」



すると、胸ぐらを掴んでた手を離してくれた。...良かった、叩かれないで済んだ...



A「...はあっ...」



そうした安心感からか、私はその場に自然にへたりこんでしまった。



宇「今日のところは言わないといてやるよ。その代わり、もう生徒を叩くなよ?」


冨「...分かった...」



そう、冨岡先生は言い、ここを去っていった。
......やっぱりしのぶ先輩の言う通りだ...冨岡先生、案外しのぶ先輩にびびりなんだな。



宇「...っていうのはまあ、嘘なんだけど。」


A「へ?嘘だったんですか?」


宇「おう。それはそうと、頬の方は大丈夫か?少し腫れている様だが...」


A「うう...そうなんですよ。あの人、一発一発が強いし...何なんだよコンチキショー。」


宇「...ぶっ、ハハハハッ!」


A「んなっ、何ですか!」


宇「いやあ、わりーわりー...お前の頬に手形くっきり残ってるんでな。」


A「いや待って?そこは笑うところかよ。」


宇「急にタメ口になったぞコイツ。」


A「あ”ーーーっ!うるさいうるさいうるさーぁぁぁいっ!!」


宇「うおぁっ!うるせえ...良いからほら、背中に乗れ。保健室に連れてってやるから。」


A「...え?い、良いんですか...?」


宇「そのまま放って置いても仕方ねえから。はよ乗れ。」


A「...!ありがとうございます!」



そのまま乗せてくれた。...もしかして、私に対しての敵対心が無くなってきてるのかな...?



A「ふふ、そうだと良いなあ...ボソッ」


宇「何独り言言ってんだよ気持ち悪いな。」


A「はいはい、すいませんねーだ。」



何だか今、気分が良い。

...今回は、宇髄先生に感謝しなきゃな。

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リリィ - もう更新しないんですか? (2020年5月30日 12時) (レス) id: 36b39b29b1 (このIDを非表示/違反報告)
福ミカン - *白米さん» ありがとうございます!あ、玄弥君ですか...ちょっと分からないですね。何より玄弥君のキャラがちょっと分からないので... (2020年4月30日 12時) (レス) id: 10a8b4099c (このIDを非表示/違反報告)
*白米 - この作品好きです!…あの…玄弥君とかは出てきますか? (2020年4月29日 22時) (レス) id: fa8e24ad51 (このIDを非表示/違反報告)
福ミカン - 青い夕日さん» 応援ありがとうございます!頑張りますね!トミオカサン、コワイネ。 (2020年3月11日 21時) (レス) id: 10a8b4099c (このIDを非表示/違反報告)
青い夕日 - 巻き込まれる夢主ちゃん可哀想。義勇さん、女の子の顔をビンたしちゃいけませんで。でも、ヤンデレ作品好きです!更新頑張ってください! (2020年3月10日 4時) (レス) id: e84367e7a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:福ミカン | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年1月1日 22時

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