#12 ページ12
「ほい！ たくさん食べろよ〜！」
いつの間にか、木兎さんが生姜焼きが乗ったお皿を私の目の前に置いていた。
『これ木兎さんのですよね！？
私はいいですから！ 木兎さんが食べてください！！
自分でもらってきますし、お皿だって木兎さん無くなっちゃうじゃないですか！』
生姜焼きはプレートに乗っていて、木兎さんはそのプレートごと私の前に置いた。
私は夜ご飯をもらって来てないから、それだったら自分で食堂の人たちに貰ってくるのに。
「えっ！ いいのか！？
よっしゃーー！！」
ねぇ待って。
この主将は何がしたいんだ...？
木兎さんの自由さに、言葉を失ってしまった。
恐ろしすぎる、強豪の主将。
やっぱり、バレーも自由って必要なのか...？
だから梟谷強いのかな...。
「見て見て！！ あかーし！ Aがくれたーー！！！」
「.....木兎さん？」
「...ッアー！ ヤッパリコレ、アゲルワー！
オレ、ソンナニ、ハラヘッテネーシ！！」
木兎さん...絶対にウソですよね。
お腹空いてますよね。
「それならご飯もいるよなー！」
澤村さんが明るい声で、山盛りのお米が乗ったお茶碗を生姜焼きの前に置いた。
い、いつの間に！？
驚きで、体が硬直してしまう。
「お味噌汁通りまーす！」
「サラダも通りまーす。」
クロも及川さんも、普通の倍の量のサラダとお味噌汁を机に置く。
この量を私に食べれというのか...？
おいおい、無理言わないでよ...。
隣に居た研磨のゆっくりと顔を見ると、お茶碗を片手にドンマイと言われた。
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水無月のぞみ - たまに『紗夜』ってなってて変換されてない。 (8月11日 2時) (
レス) id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
svrklove1737(プロフ) - ありがとうございます！ (2018年1月26日 8時) (レス) id: f9850447b6 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮さん(プロフ) - svrklove1737さん» 返信遅くなってすみません。 パスワードは外させてもらいました。 詳しくはpart2に書いてあるので、見てくれると幸いです。 乱文失礼しました。 (2018年1月25日 21時) (レス) id: 61f8b1e56a (このIDを非表示/違反報告)
svrklove1737(プロフ) - この小説のパート2のパス教えてください！ (2018年1月24日 22時) (レス) id: f9850447b6 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮さん(プロフ) - さななーんさん» コメントありがとうございます！ リクエスト、載せさせていただきました！ お返事が遅くなって申し訳ありませんでした。 (2017年10月1日 22時) (レス) id: 912a742714 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨宮さん | 作成日時：2017年6月27日 21時
