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CLOSEにした店内、
相葉さんが持ち込んだ大量のタンブラー一つ一つに
二宮さんお気に入りの珈琲を
いつもの分量きっちりいれていく
そんな私を見て
相葉「すげぇ幸せそうな顔してんね、Aちゃん」
ニッコニコしながら相葉さんが呟いた
『…そうですか?(笑)』
相葉「うん!もうね、珈琲がだいすきーって顔」
『………(笑)』
相葉「あ、間違った!ニノがだいすきーーー★って顔!!してるもん」
『………。』
相葉「なんつってね(笑)」
「てへ★」って肩をあげて笑うけど
だって仕方ないじゃない
目の前に二宮さんはいないけど
それでもこうして二宮さんの為に
珈琲を淹れられることは
どんな形であれやっぱり嬉しくて
だけど今日会ったばかりのこの人に
私の恋心をズバリ言い当てられたことが
恥ずかしいし…
それにほんの少し悔しいから
緩みそうなほっぺに力をいれた
誰もいない店内には
相葉さんがズズズーって珈琲をすする音だけ
そんな相葉さんが飲み終わるのを待って
『あの…相葉さん?』
相葉「ん?」
『…お待たせしました』
出来上がったタンブラーを手渡すと
またおひさまみたいな笑顔を向けてくれる
相葉「Aちゃんありがと!ニノも絶対喜ぶよ!!」
二宮さんに会えなくなって、
あんなキスしなきゃよかったなんて後悔したのに
単純な私のハートは
喜んでくれる二宮さんを想像したら
またどきどききゅんきゅんうるさくて
あぁ会いたいなって
思わず口にしそうになった言葉を
相葉さんに見つからないようにこっそり飲み込んだ
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リリカ - ニノ最高です(o^^o) 頑張ってください! (2015年1月15日 14時) (レス) id: 16081b0ddb (このIDを非表示/違反報告)
チハル - 面白いです (2014年6月27日 21時) (レス) id: 0aadefc560 (このIDを非表示/違反報告)
やん - 読みだしてびっくり!私と同じ名前のやんちゃん!すっかりのめりこんで読んでしまいました。ドキドキしました〜 (2014年5月28日 13時) (レス) id: 6e34ffc540 (このIDを非表示/違反報告)
まー - おもしろかったです!! (2014年5月25日 1時) (レス) id: fb0212c457 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーか - はじめまして♪一言一言に泣けてきたり、笑えたり!!なんだかニノが目の前にいるみたいで、いつも倒れちゃいます(笑)本当にサイコ~です!!(いくらでも...)これからもお願いしまーす☆ (2014年5月3日 3時) (レス) id: a292629a01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aimi* | 作成日時:2014年3月13日 22時