いきなり一目惚れされた件。【オリジナル】

◆18話 ページ18

Aごめん、話したい事があるの

結衣どうしたの?

A出来れば今、〇〇駅の近くにあるカヘェに行ってくれない…?本当ごめん、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

…うん。大丈夫。

私の我儘で今日、結衣に相談にのってくれることにした。


ココアを頼んで、 ほっ と一口ついたころ。



カランコロン



結衣が来た。


そして結衣は、私のことを見つけたみたいで。
私の向かいの席に座った。



「……で。どうしたの。」

「えっと〜取り敢えず、来てくれてありがとう。」

「うん。」

「実はさ、悩みがあって。ついさっきの事なんだけれど。」




「うん。」
「……もしかしてだけど、早乙女のこと？」


口の端を少し上げ、結衣は言う。



「へ、へっ。」




ず、図星だ。びっくりしたぁ。





「で？」


「…………早乙女くんのことが、気になっちゃって。どうすればいいのかなって。」




「……そんなの、少ししたら分かるよ。」


余裕そうに結衣は言った。



「で、でもっ。本当に悩んでるの！なんだか最近、ぼーっとするし、早乙女くんが頭から離れなくて！」



つい私は、声を荒げてしまう。




「わかったわかった。






……でも、本当に分からないのならさ。また言って？

あ、ただし、なにか進歩があってからね。」




「え、ちょっと！どういうことなのっ。」






「それじゃっ。」




そう言うと結衣は、出て行ってしまった


このっ、カッコつけ結衣め！


私は残ったココアを一気に飲んだ。








「…“なにか進歩があってから”、かぁ……」

◆19話→←◆17話

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーナンバー

8

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す