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中身は・・・
新しいキーケースやねんけど。
箱の中に、鍵が一つ入ってた。
「大毅、これ・・・」
「とりあえず、俺んちの鍵。
二人で暮らす新しい部屋、探そ。
その部屋の鍵、ここにつけて欲しい」
「・・・」
嬉しくて、言葉浮かばへん。
もう泣いてまいそうで・・・
黙ったまんまで、うなづくだけ。
「え？どっち？
とも、ええん？あかんの？
俺と一緒に暮らす？」
大毅が、返事急かしてくる。
「・・・らす」
「ん？聞こえへん」
大毅が口元に顔寄せてくる。
その仕草、優しいくせに、男らしくて。
めっちゃ好きやねん。
「大毅と一緒に暮らしたい」
やっとのことで言うたら・・・
大毅は、噛み締めるように。
「・・・よしっ、よし！やった！」
ガッツポーズしてる。
可愛ええなあ、思てたら、
不意打ちにキスされて、
ぎゅっと抱きしめられた。
「もう離さへんからな」
「うん」
「俺らはもともと二人で一個やから。
離れようがないけどな」
大毅が、俺が考えてたんと、おんなじこと言うて。
大好きなくしゃくしゃの顔して、はにかんだ。
「もお！大毅、すぐ盛るから！」
「ちゃうやん。
ともが誘てきてんやん」
「誘ってない！
反省して！」
さすがに、昨夜みたいなんは遠慮してくれたけど。
濃密な時間過ごし過ぎて、
マネが迎えにくるギリギリんなって、
やっと準備完了。
車に乗り込む時。
「お二人って、最近マジで仲良いですよね。
ファンの求めるシンメの鏡っすね」
マネージャーに言われて、ドキッとなった。
大毅、さっさと後部座席に乗り込んだけど、
隣同士に乗ってええんか、
ちょっと迷う。
甘ったるい空気が残ってへんか、心配で・・・
前までどうしてたかも忘れてもうた。
一緒におりたい気持ちが勝って、
やっぱり隣に座ってしもて。
照れてる俺に、大毅のほっぺたが緩んだ。
マネの目を盗んで、
手ぇ繋いで、
気付いたら、
肩にもたれ合って、眠ってたみたい。
ぐっすりで夢も見いひんうちに、
ミーティングルームに到着。
一番乗りかと思いきや。
仕切りされてるカーテンの向こうから、
照史くんと淳太くんの声が聞こえてきた。
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fool(プロフ) - フルムーンさん» はじめまして😍ありがとうございます💕そ きゅんきゅんしてもらえるのが一番嬉しいです💕もしよければ他の作品にも遊びに来て下さい💕涙なんて…もうありがたいしかないです💖 (2022年8月7日 19時) (
レス) id: 5c064e1f18 (このIDを非表示/違反報告)
フルムーン - 初めまして、コメント失礼致します。41歳にて、こんなにキュンキュン(古いかな(笑))切ない小説に出会えて、感激です。仕事の休憩中に少しずつ読んでいましたが、途中から涙が…。素敵な小説、ありがとうございました。 (2022年8月7日 18時) (レス) @page47 id: 764396ef65 (このIDを非表示/違反報告)
のん - エエやんけぇもめちゃめちゃ良い、、、、、、、好きすぎて死ぬ。。。。ｗありがとうございました！！！！！ (2021年1月15日 1時) (レス) id: 4a739d7eed (このIDを非表示/違反報告)
のん - やばいやばいやばいやばい死ぬほど好きです。私の推しCP通りすぎて私の妄想書き綴ったんかってほどに最高すぎる。ありがとうございました！！！！！！ (2021年1月13日 1時) (レス) id: 4a739d7eed (このIDを非表示/違反報告)
non west(プロフ) - 初めまして！ 恋のABOすごく楽しかったです。かみしげ大好きなので、是非�，領仄�けのお話読みたいです！ (2021年1月10日 21時) (レス) id: 6317775239 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2021年1月5日 20時
