ダブル 3 (ページ6)

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3人で並んで日の出を見る。
ちらっと良亮の方を見る。

「なに？」

『なんでもないよ』

渡辺「またいちゃこらする！」

「気にいらないなら一人で帰れ！」
と笑いながらいう良亮。

このあと最寄り駅で翔太くんを降ろして帰宅した。
良亮は部屋着に着替えるとすぐにベットに入った。
部屋着に着替えて追いかけるように良亮のベットに潜り込む。

「なに…？」
眠そうにしている良亮。

『良亮…。』
良亮に抱きついた。
少しして良亮が寝たのに気がつき少しして眠りに落ちた。

「A…。A！」
良亮に肩を揺らされて起こされた。

『ん～…。なに…？』

「なんでもない。お前、散歩行かなくていいの…？」

『あっ…。』

年末、良亮は忙しくてお互いすれ違いの生活をした。
31日仕事をして帰宅。
紅白歌合戦を見てジャニーズのカウントダウンを観る。
そしてリビングでゴロゴロ…。

良亮帰ってこないなぁ…。
なんて思っていると…。

「ただいまー」

帰ってきた！！！！
急いで起き上がり玄関へ行く。

『おかえり』

「ただいま」
良亮は靴を脱いで上り手を洗ってリビングへくっついて行く。

「ほら、おいで。」
良亮がそう言って手を広げた。
良亮にぎゅっと抱きつくと優しく抱きしめてくれる。
ふわっと感じるバニラの香り。
『この匂い好き…。』

「Aってズルいよね。」

『え？』

「なんでもない。」

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