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プールから部屋に戻りシャワーを浴びた。
「Aちょっと来て。」
そう言われてベットに座っている涼介くんに近付く。
「ココ、座って」
涼介くんは膝の上をポンポンとした。
『………?』
涼介くんはいきなりなに言ってるの!?
「こっち向いて座る!」
そう言われて涼介くんの足の上にまたがって座った。
『重くない…?』
「全然。」
ぎゅっと抱きしめられる。
お互い無言。
『涼介くん…?』
そっと顔を覗くと寝ていた。
『起きて?』
「………。寝ちゃった。」
『寝よう?』
「うん」
膝の上から降りると涼介くんは寝転がった。
隣に寝転がる。
「おやすみ〜」
起きてるのか寝ぼけているのか…
むにゃむにゃと寝言のように言って寝てしまった。
あっという間にシンガポール旅行は終わり
日々仕事。
ラッシーはお土産を届けに行った際に
連れて帰ろうとしたら父親に阻止された。
涼介くんは相変わらず仕事ばかり…。
今日は涼介くんが来ていてはっしーもいる。
二人はワインを飲みながら盛り上がっている。
そして数時間後には雑魚寝…。
「イタッ!」
ベットへ行こうとしたら良亮をちょっと蹴っ飛ばしてしまった。
『ごめんね…。』
橋本「Aのせいで起きちゃった…。」
むくりと起き上がって立ち上がった。
『自分のベットで寝たら?』
橋本「一緒に寝ようよぉー。」
『涼介くん居るからダメ。』
橋本「ケチッ…。」
唇をとんがらせて拗ねる良亮。
『拗ねないの。』
「おやすみ」
良亮はちゅっと頬にキスをして自分の部屋に戻った。
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作者名:197561549 | 作成日時:2017年11月28日 23時