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山田涼介side
『普段着けてくれるの…？
外すのは映画とかドラマの撮影の時ぐらい？』
いきなりのAからのよく分からない質問。
「うん。そのつもり…。」
『じゃあ、ブランドはやめよう？
涼介くんが着けてるからってネットとかで調べられたくない。』
「うん」
そう言うことね。
お揃いならできる限りお揃いにしたいってことか…。
納得…。
結局ブランドだけれどパッと見た感じどこのか分からないブレスレットにした。
部屋に戻り箱から出してAの左腕にはめた。
自分で着けようとしていると…
『私が着ける！』
そう言って箱ごと奪い取られた。
Aは箱を開けた。
Aの前に右腕を出した。
そうするとブレスレットを着けてくれた。
そしてAの左手を右手でぎゅっと握った。
『………///』
「………。」
『写真撮ってもいい…？？』
「うん。」
Aがスマホを持って写真を撮ろうとしたが…
「背景俺の膝の上でいいの…？」
『そんなに気にしないよ？』
「せっかく写真撮るならオシャレな感じがいいじゃん。」
このあと試行錯誤して写真を撮った。
夕飯をルームサービスして食べてプールへ。
『お待たせしました。』
声をした方を見るとAが立っていた。
なに着ててもかわいい…。
『そんなに見ないで！』
「いいじゃん！見ても！プール入ろうか。」
『うん』
プールに入り逆側の壁の方へ移動。
『凄い。部屋から見るよりキレイ！』
「そうだね。」
『また涼介くんと旅行来たい。』
思っていなかった言葉。
うれしい。
仕事頑張って良かった！
．
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作者名：197561549 | 作成日時：2017年11月28日 23時
